最初から再生 続きから再生 ↓以下はオプション。反映させるには「最初から再生」ボタンを押してください speed: 1 ×閉じる 『クローズアップ現代』をはじめ報道の最前線に長く携わり、ダボス会議(世界経済フォーラム)では世界の第一線の専門家のパネルディスカッションを仕切る。働く女性たちが憧れる「カッコいい存在」である国谷裕子さんだが、「私は悪いロールモデルです」と自嘲する。「男性の長時間労働の働き方に合わせることで、キャリアを築いてきた」というのがその理由だ。その言葉の裏には、女性たちの働き方支援に対する強い思いがある。 働く女性を取り巻く大きなうねりを国谷さんが強く意識し始めたのは、2010年のこと。「女性の社会進出の遅れが経済成長の妨げになっている」という問題意識によって提唱された「ウーマノミクス」という言葉を初めて知ったことがきっかけだった。 「ウーマノミクスという言葉は今から十数