日本の歴代のノーベル賞受賞者らがことあるごとに訴える「基礎研究の危機」。社会への貢献が見えやすい応用研究を重視する風潮が強まるなか、基礎分野に取り組む若手研究者たちは資金集めに苦労し、研究費の申請書を書くことに追われている。だが、カネや名声は科学のフロンティアを切り開く必須の条件ではない。今回紹介するのは、自ら資金集めに汗を流し、市民の支援で雷の謎を解き明かそうと挑む若いハカセの奮闘記だ。雷雲から出る「ガンマ線」の謎に挑む
日本の歴代のノーベル賞受賞者らがことあるごとに訴える「基礎研究の危機」。社会への貢献が見えやすい応用研究を重視する風潮が強まるなか、基礎分野に取り組む若手研究者たちは資金集めに苦労し、研究費の申請書を書くことに追われている。だが、カネや名声は科学のフロンティアを切り開く必須の条件ではない。今回紹介するのは、自ら資金集めに汗を流し、市民の支援で雷の謎を解き明かそうと挑む若いハカセの奮闘記だ。雷雲から出る「ガンマ線」の謎に挑む
第41回全国高校総合文化祭「みやぎ総文」の放送部門では3、4の両日、全国の放送部員による、映像作品や朗読などの発表が仙台市であった。若い世代の方言離れが進む中、自分たちが住む地域の方言の魅力を見直し、様々な切り口で伝えるものが目立った。 5分以内のビデオ作品を制作する「ビデオメッセージ部門」に出品された鹿児島県立加治木高の作品「かごんま弁」。「『方言女子』がはやっているから、鹿児島弁で告白しようと思う」と決意した女子生徒が、「おいとつきあっくいやい!(私と付き合ってください)」と言ってみると、それを聞いていた女友達が「鹿児島弁って、可愛くなーい!」と叫ぶところから始まる。 県民に鹿児島弁のイメージを尋ねたり、校内放送で鹿児島弁を使ってみたり。様々な角度から方言について考えた後、最初に登場した生徒は鹿児島弁をうまく使い、よりソフトに告白できるようになる。2年の田中美月さん(17)は、「調べて
「北大でこの惨状」「博士号取得者の受け入れ先がなくなり、日本から優秀な人材が逃げる」……。 9月、ツイッター上で、あるブログを引用したつぶやきが拡散された。北海道大学教職員組合執行委員会が「激震! 教授205名分の人件費削減を提案」と伝えたブログだ。8月下旬の学内の会議で、大学側が教授205人分に当たる人件費削減案を示した内容だという。 北大は「案を示したのは事実だが、検討段階なので答えられない」とする。だが、学内資料や複数の教員によると、当初の削減案では2017年度から5年間で人件費を14・4%、総額55億円削減するとされ、削減幅は17年度が最大の9・9%。 北大は各部局に配分された「人件費ポイント」に基づき、教授(1・0ポイント)や准教授(0・8ポイント)などの教員を雇用する。当初の削減案では、大学は「205・5ポイント」を削減予定で、本来は雇えるのに雇用していない未使用分を除くと、教
花王は研究開発の強化に向け、順天堂大学と提携する。双方の研究者が交流して「清潔」や「健康」などのテーマで共同研究に取り組む。花王が大学と包括的に組むのは初めて。外部の研究成果を取り入れ、特定保健用食品(トクホ)を広める役割を果たした「ヘルシア」シリーズのようなヒット商品の開発につなげたい考えだ。両者で研究包括契約を締結した。今後、連携協議会を設置して共同研究テーマを選び、進捗状況などを管理する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く