2015年9月8日のブックマーク (6件)

  • 人種差別を禁じることができない日本という国

    特定の人種や民族に対し差別をあおる、いわゆるヘイトスピーチを禁止する法案、「人種差別撤廃施策推進法案」が今の国会で審議されている。民主党などの野党が提案し、差別に苦しむ人たちは早期の成立を望んでいるが、先月6日の参議院法務委員会で審議されて以降、動きが止まっている。 ヘイトスピーチは「表現の自由」ではない 安全保障関連法案ばかりが重要と考えているのか、自民党・公明党の与党側は今国会での採決を見送る方針だという報道もあった。ヘイトスピーチと「表現の自由」の兼ね合いを危惧する声もあるが、人種差別という禁止して当然のことを禁じることもできない国に、世界中から多くの人が集まるオリンピック・パラリンピックを開催する資格はあるのだろうか。 今月2日、法案を成立させようと院内集会が開かれた。関西学院大学の金明秀教授は、過去に自身が入居をめぐって差別を受けたことを紹介した上で、マイノリティーの差別の実態調

    人種差別を禁じることができない日本という国
  • 【今週はこれを読め! SF編】自由を貪る戦争か支配下の平和か。人類家畜テーマの新展開。 - 牧眞司|WEB本の雑誌

    ロバート・チャールズ・ウィルスンは、ジョン・W・キャンベル記念賞受賞の『クロノリス--時の碑--』(2001年)、ヒューゴー賞を受賞した『時間封鎖』(2005年)を開幕篇とする三部作など、大仕掛けの「SFアイデア」と緻密な「心理描写」で定評のある人気作家だ。正直に言うとぼくは「心理描写」がどうも苦手で、この作家のこれまでの作品はもうひとつ乗りきれずにいたのだが、書(2013年)は「SFアイデア」のほうが思いきりの剛速球でワクワクしながら読み通すことができた。 空の上に見えない超越的知性がいて、ひそかに人類をコントロールしている! なんと、エリック・フランク・ラッセル『超生命ヴァイトン』と同趣向のアイデアだ。昔懐かしいWAP(We are property=人類家畜)テーマですね。ラッセルは超常現象研究のパイオニアであるチャールズ・フォートの影響を受けており、人類を支配しているミステリアス

    【今週はこれを読め! SF編】自由を貪る戦争か支配下の平和か。人類家畜テーマの新展開。 - 牧眞司|WEB本の雑誌
  • インドネシア大虐殺はなぜ起こったのか/倉沢愛子 - SYNODOS

    昨年、「アクト・オブ・キリング」という、世界各国で様々な賞を受賞した異色のドキュメンタリー映画が日でも上映され、センセーションを起こした。 それは50年前にインドネシアで起こった共産党関係者の大虐殺の際に、殺害に手を染めた人々が誇らしげにその時の状況を再現して見せるというもので、その設定の奇抜さが評判を呼び、また人を殺すという行為にまつわる心理を描いたものとして関心を集めたのであるが、同時に歴史を振り返る機会も与えてくれた。 映画を見た多くの人が「あんな事件当にあったとはまったく知らなかった」と語った。わずか50年前の、しかもインドネシアという比較的近い国において、である。 毎年何十万人もの日人が訪れているバリ島(バリもれっきとしたインドネシアのひとつの州である)でも起こっていたのだというと人々はもっと驚く。そしてインドネシア史を専門としているこの私は、人々が知らないというそのこと

    インドネシア大虐殺はなぜ起こったのか/倉沢愛子 - SYNODOS
  • 司法試験の一次試験と在日特権のデマについて。

    ystk @lawkus 再掲2)まず「司法試験の一次試験」は、既に廃止になった旧司法試験について存在した試験で、現行司法試験には存在しない。 したがって、仮に過去に「在日は一次試験免除」という在日特権が存在したとしても、現在は存在しない。 そして、過去にもそのような在日特権が存在したことはない。 ystk @lawkus 再掲3)一次試験というのは法律ではなく一般教養の試験だった。 受験する場合は難関だが、大学・短大等で一定の単位を取得すれば免除された。 だから実際はほとんどの受験生が免除を受け、二次から受験していた。 俺は大学在籍5年間で計40単位しか取れずに中退してるが、それでも免除になった。

    司法試験の一次試験と在日特権のデマについて。
    OrangeBubalus
    OrangeBubalus 2015/09/08
    "何を言っても無駄かもしれんが"という予想通りのブコメが早速すぎて……。
  • 片岡義男×佐々木敦:スローなデジにしてくれ 〜片岡義男の全著作電子化計画〜 「日本の話、つまり自分の日常に近い話が書けないんですよ。」- DOTPLACE

    1974年に「白い波の荒野へ」で小説家デビューし、翌年には代表作「スローなブギにしてくれ」を発表。今なお旺盛な執筆活動を続ける作家・片岡義男さん。そのハードボイルドで疾走感に満ちた作風は現在も強く支持されています。 今確認できる範囲でも580を数える片岡さんの膨大な著作を、すべてデジタル化し誰でも入手可能な状態にする「片岡義男 全著作電子化計画」。ボイジャーの手によって7月1日にスタートしたこのプロジェクトでは、最初の1か月ですでに100作品がリリースされています。 自らの著作をすべて電子化することの先に、片岡さんはどのような風景を夢見るのでしょうか? そしてそれは読み手と書き手にどのような変化をもたらすのでしょうか? 代表作たちの誕生秘話などにも触れつつ、プロジェクトの開始から間もないタイミングで行われた批評家・佐々木敦さんとの対談をお送りします。 ※記事は、2015年7月4日、第19

    片岡義男×佐々木敦:スローなデジにしてくれ 〜片岡義男の全著作電子化計画〜 「日本の話、つまり自分の日常に近い話が書けないんですよ。」- DOTPLACE
  • 「大手の契約社員と中小の正社員、どっちが得?」 :日経ビジネスオンライン

    先日「おう、そう来たか!」と、少々答えにつまる質問を学生にされた。 「大企業の契約社員になるか? 中小企業の正社員になるか? どっちが得なんでしょうか?」と。 彼は7月に早々と中小企業の内定をゲット。にもかかわらず、現在も就活続行中だ。 「できれば安定している大企業に入りたい。契約でも派遣でもなんでもいいから、大企業に入ってしまえば、その後、正社員になれるかもしれない」 そんな淡い期待感があるのだという。 確かに契約で採用し、3年後に正社員なんて企業もあるので、そういうルートで入りたい会社を目指すというのはアリ、だ。 でも、どっちが得? の、得ってナニ? 「最近、大企業は続々と自由な働き方対策進めてるでしょ? ああいうの聞くと、やっぱ大企業の方が得だなって思うんですよ~。給料も高いし……」 なるほど。在宅勤務オッケー(リクルート)、労働時間のインターバル規制(KDDI)、週休3日(ユニクロ

    「大手の契約社員と中小の正社員、どっちが得?」 :日経ビジネスオンライン