このノンテクニカルサマリーは、分析結果を踏まえつつ、政策的含意を中心に大胆に記述したもので、DP・PDPの一部分ではありません。分析内容の詳細はDP・PDP本文をお読みください。また、ここに述べられている見解は執筆者個人の責任で発表するものであり、所属する組織および(独)経済産業研究所としての見解を示すものではありません。 人的資本プログラム(第五期:2020〜2023年度) 「日本経済社会の活力回復と生産性向上のための基礎的研究」プロジェクト 物事をイメージ化する能力は人によって違いがある。例えば、初めて会った人の顔を覚えられる人がいれば、覚えられない人もいる。また、心の中で自分に話しかけるセルフ・トークに代表されるように言語を使いこなすことが得意な人もいれば、奥行きを持つ空間的な認知能力が高い人もいる。これら3つの能力(イメージ能力、言語能力、空間認知能力)には個人差があり、本研究では