東京の栄えたエリアを散歩していると、橋のたもとに小さな公園や広場がよく設けられています。いったいなぜでしょうか。フリーライターの出島造さんが解説します。 東京の歴史あるエリアを散策していると、橋のたもとに小さな公園や広場が設けられているのをよく見ます。決まってその形は三角形や台形。このようなスペースは、一般的に「橋詰広場」と呼ばれます。 橋詰広場は橋を建築する際、必然的に発生していました。江戸時代以前は橋を架ける際に費用を節約するため、両岸の土手部分を川に出っ張らせて橋を短くしたり、道路よりも橋の部分を狭くしたりすることが多く行われてきました。 このため、両岸の橋のたもとには空きスペースができます。こうしてできたのが橋詰広場だったのです。

