文部科学省は「平成25年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料」を発表した。これは今年行った「全国学力・学習状況調査」に加えて、小学6年生と中学3年生を対象に日常生活に関するアンケートを行い、テスト結果との相関関係を調査したものだ。 報道によると、これまでにもこうした日常生活に関するアンケートは行っていたが、国として全国的な学力テストなどと合わせて行い、結果を分析するのは初めてのことだそうだ。 結果をまとめると、テレビを見るのは1時間以内、ネットやゲームは時間を決めて行う。新聞を読み、テレビのニュース番組を見る。地域の出来事に関心がある。そう言った特徴を持つ生徒の成績が良かったそうだ。 「それはそうだろう」と思うが、ここで注意したいのは“相関関係”の意味だ。例えば普段から運動をする人がスポーツテストで好成績を上げることは、原因と結果とのつながりがあると言える。 しかし新聞を読み、