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2009年4月5日のブックマーク (3件)

  • あたしの予告編、僕の予告編 - 空中キャンプ

    人はミステリアスなものに惹かれる性質がある。ぱっと見ただけでおおむねわかってしまうようななにかについて、それ以上あえて追求する意欲はあまり起こらないものであり、われわれもやはり同様に、底知れなさ感、謎めき感などを演出していった方がおもしろいのではないか、とわたしはおもう。 たとえば映画の予告編をおもいだしてほしい。たいていは、それがどういう映画なのかについて、ひとまずの概要は伝えながらも、もちろん核心には触れていないし、おもわせぶりな映像やシーンだけを効果的につないでいくことで、あたかもそこにはすごい興奮があるかのような予告をしている。仮に映画がひどい駄作であったとしてもかまわない。それがどうにか演出し、できるだけおもしろそうに編集する。卑怯かもしれないが、予告編とはそういうものである。 では、われわれにとっての予告編、つまりは「あたしの予告編」「僕の予告編」といったものが存在するとすれば

  • 草食とか肉食とか - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★前日のエントリを見てびっくり。なんか違う色の☆がついてる! なんじゃこりゃーと思ったら、カラースターというのがあるのですね。こういうどうでもいいかわいいサービスは好きです(そして緑の☆をくださったTTTTさん、ありがとうございます)。 ★こないだある編集部から「草系男子と肉系男子のどっちが好きか、アンケートに答えてください」というメールが来たので「いやです」と返事して、そのおとなげのなさに自己嫌悪も含めて最悪の気分になってしまった(木村さんほんとすみません)。 私はその編集部のみなさんが好きだし、その企画の一環でインタビューする仕事も喜びいさんで受けているんだけど、インタビューとアンケートは違う。ある人に「草系」とか「肉系」とかいうキーワードをぶつけて話をきくのはいい。その人の発言や考えがちゃんと出てくるし、エロい話もできるし、ポジティブな肉欲を見せつけてもらうのはすごく楽しい企

    草食とか肉食とか - 雨宮まみの「弟よ!」
  • 私がバブル崩壊から学んだこと - H-Yamaguchi.net

    あちこちで「不況対策に日の教訓を」みたいな話があるんだが、「日の教訓」が何かについて、必ずしも社会的合意があるようには見受けられない。極論するとこっち方向とこっち方向があるように思うが、どちらかというと今はどうも後者のほうが「優勢」なんだろうか(参考)。もちろん個人的な意見はあるんだが、専門外なのであまり自信はないうえに、特にネット界隈で繰り広げられてるこの分野の口汚い舌戦に参加する気もないので、ここでは元企業人としての経験と実感を書いてみることにする。当時を知る人なら、共感いただける方が少なからずいるのではないかと思う。 私が元職場である保険会社に就職したのは1986年だった。折りしも「バブル」と後に呼ばれることになる資産価格の上昇が都内で始まろうとしていたころだが、まだ世間は「円高不況」で騒いでいたかと思う。私が配属されたのは不動産管理の部門。いわばバブルの膨張をかぶりつきで見られ

    私がバブル崩壊から学んだこと - H-Yamaguchi.net