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ブックマーク / domino-r.hatenadiary.org (5)

  • 表現の"新自由"と法規制について - OAF

    保障されるべきものとしての「表現の自由」とか言う時、それはある種の人々にとっては、法の文言と不可分に/一対一で対応しているのだろうか、と思う時がある。 エロゲ関連で、この界隈が騒がしいのをズラズラ読んでいて思ったのだが、立場を異にする人たちの間で自由や基的人権についての把握の仕方が異なっているのではないかなと感じる。 今回の構図に単純に当てはめれば、自分の立場は"規制派"になるのだと思う。 だが例えば自分的には「基的人権」という概念は、そもそも国家に先立っており、それに優先するものだと考えている。 「自由」に関しても(これは個人的には経済用語/経済と切り離して扱えない語だと思っているが)、国家に先立っているか、少なくとも独立していると思っている。 したがってそんな自分が、何であれ"法規制"に賛成するはずが無いわけだ。だが今回はそういう立ち位置になっている。で、そんな人が他にもいそうな気

    表現の"新自由"と法規制について - OAF
    PledgeCrew
    PledgeCrew 2009/06/26
    ↓表象も社会内に流通するなら、それ自身ひとつの現実。完全な切り分けは不可能。その程度の決まり文句で問題が解決するなら誰も苦労しない
  • その「少女」は本当にいないのか? - OAF

    この問題に関して考えるなり議論するなりする上で、まず最初に押えておかなければいけないのは、いわゆる児童ポルノは社会的な悪である、ということが合意されているかどうかということだ。 ここをアイマイに各論(表現の自由とか)に入ったって得るものは何も無い。 多くのブログで言及されてるがくだらないものが多い*1。以下はかなり冷静で信頼できる感じのエントリ。「単純所持の処罰」の項はすばらしい。 ただ個人的にひっかかるところもあるので、そこだけちょっと。必ずしもgood2nd氏の意見に対応するものではないけど。 日ユニセフ協会の「なくそう!子どもポルノ」キャンペーンの問題点 写実的だろうがなんだろうが、被害児童はいないのです。 特にアニメ・漫画表現における規制に関してこのようなことを言う人が多い。 こういう人達はいわゆる「ポルノ」が社会的に氾濫することがなぜ悪いことなのか分かってないのではないのだろう

    その「少女」は本当にいないのか? - OAF
  • それ自身による"春樹的なるもの"批判 - OAF

    ムラカミハルキという作家への僕の判断が依存するもの - 地下生活者の手遊び を読んでそれはないだろう常考、、とか書こうと思ったけど、すでに次のエントリが出ていてしかも説得的だと感じたので、もう書くこと無くなった。。。がちょっと。 めちゃめちゃ印象論になるのだが、この話題について、彼のエルサレム行きを批判的に見る人のうち、かなりの部分、村上春樹をあまり「読んでいない」と言う人がおり、また同様にエルサレム賞について「良く知らない」と言ってしまう人がいる。 (まあ日的な謙遜であるとも言えるだろうし、村上に肯定的な人には彼のファンも多いだろうから当然読んでいる、というだけのことかもしれないが) 確かにエルサレム賞なんて今回の件まで知らなかったというのは普通にあるだろう。ただそれこそググレカスである、最低限ググってから語れよ。。。。ということを言いたい訳ではない。 誰もその発言/行為において、政治

    それ自身による"春樹的なるもの"批判 - OAF
  • ありもしない「ありもしない中立」 - OAF

    村上春樹とエルサレム賞について、政治と文学などという最早ありもしない対立が語られた件について。 これについてはy_arim氏がまとめているが、それでもfujipon氏の違和感が伝わっていないっぽいので、彼の感じただろう(私も)違和感についてちょっとだけ。ただy_arim氏の言うように関心のレイヤーが違うなら、単にすれ違いで終わるかもね(終わっているのか?) 村上春樹を読まずに批判してるって?:モジモジ君の日記。みたいな。 村上春樹、エルサレム賞受賞おめでとう!!:モジモジ君の日記。みたいな。 要するに、村上春樹により語られるだろうスピーチで、イスラエルの犯罪を婉曲的にせよ非難しないなら、彼の全ての作品は無価値だ、と言っているように聞こえるのだ(極端に言うとね)。*1 このブログ主が、そう受け取られかねないことを安易に言ってしまうところを見ると、そういうことの政治的・イデオロギー的な危険性を

    ありもしない「ありもしない中立」 - OAF
    PledgeCrew
    PledgeCrew 2009/01/31
    春樹自身は政治に敏感だろうが、彼のファンもそうだとは限らない(それはすでに証明されている)。それに「これが正しい村上春樹だ!」なんてことはそもそも関係のない話。そんなことはハルキストの内輪でやればよい
  • 東を全力で擁護してみる - OAF

    個人的には東を多く読んでいるわけでもなく、また読んだ際にもどちらかというと同意できない部分が多いなあと感じているので、ズレた擁護になるかもしれないが、なんとなく彼フルボッコでかわいそうだし。エセ科学批判批判についてもちょっと。 東批判はここら辺でまとまっている。いずれも説得的である。 歴史を「感覚」に帰着させようとする営み:Danas je lep dan. 進化論否定論者のように南京虐殺を扱う東浩紀:地下生活者の手遊び 異論を可能な限り網羅したいので無駄に長いが(ええ短くまとめられないだけです)、気が向いたら読んで。 発端はここだろう。これを歴史修正主義(を擁護する態度)だと取られている。額面どおり見ればそう読まれて仕方ない。しかしこれは歴史学のことを言っていない。 東浩紀の嫌韓流容認論より孫引き 東 世界にはいろんな立場の人がいます。たとえば、南京虐殺があったという人となかったという人

    東を全力で擁護してみる - OAF
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