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口承に関するPortunusのブックマーク (3)

  • 岡真理『記憶/物語』 - tukinoha’s blog

    記憶/物語 (思考のフロンティア) 作者: 岡真理出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/02/21メディア: 単行購入: 8人 クリック: 43回この商品を含むブログ (50件) を見る記憶とは人が所有する(だけの)ものではなくて、フラッシュバックのように制御不能な、記憶そのものが主体になるようなものじゃないの?というのが書の発想の根底にある。人であったとしてもそれを正確に表現できるわけではないし、過去から自由になれるわけでもない(それこそフラッシュバックのように、辛い記憶が現在のものとして現れることもある)。また、暴力的な記憶(慰安婦体験など)の質が「言葉で言い尽くせない」点にある以上、それを他者と分有することにはある種の不可能性が付きまとうことになる。 ところで著者が「共有」ではなく「分有」としたのは何故か。この「分有」概念について書の中では十分な説明がされていな

    岡真理『記憶/物語』 - tukinoha’s blog
  • 岡真理「記憶/物語」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    私にとって岡真理は鬼門である。なぜなら、私の書きたいものは、たいてい岡さんがずっと上手に書いているからだ。いつも読みながら「どうか、私の考えていることを岡さんが書いていませんように」と祈っている。 と言いつつ、私と岡さんは決定的に、感覚が違うところがあるなあ、と思う。今回、「記憶/物語」を再読して、それを再確認した。 記憶/物語 (思考のフロンティア) 作者: 岡真理出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/02/21メディア: 単行購入: 8人 クリック: 43回この商品を含むブログ (50件) を見る 岡さんは、記憶の物語化に徹底して抵抗しようとする。むしろ、記憶とは、断片であるという。それが、首尾一貫した全体像を結んだとき、全体化されえない残余が、全体像からは捨て去られていることを指摘する。 私は、この全体像ではなく断片を重要視する傾向については批判的である。*1私は、記憶を

    岡真理「記憶/物語」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 「退屈な話」の向こうに見えるもの - モジモジ君のブログ。みたいな。

    女性国際戦犯法廷を傍聴したノーマ・フィールド氏が、傍聴した元慰安婦の証言の様子について、次のように書いている。 涙を拭いながらの証言はずいぶんあった。見ている者も涙をぬぐう。しかし証言者のうち数人の場合、その語りからことばが次第に消えてゆき、嗚咽に変わる。広い会場で、成人した女性が演劇ではなしに、声を立てて泣くのである。それはこちらが涙を拭って見ているにはあまりにも緊張にみちた場面である。なぜだろう。大人が人前で声を立てて泣く光景は、見る者を心底惨めにする。どうしていいかわからない。子どもが大人の泣くのをみてじっとしている。あの無力感だ。ことばを離れたうめきの流れ、痛みの時間に身をゆだねるしかない。…(ノーマ・フィールド「法律と悲しみと──女性国際戦犯法廷傍聴記」、VAWW-NETジャパン編『裁かれた戦時性暴力』所収) 僕にも似たような体験がある。それでこのノーマ・フィールドの文章を、うな

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