2018年9月14日(金)~11月11日(日)まで、八王子市夢美術館で「王立宇宙軍 オネアミスの翼展 SFアニメができるまで」が開催される。ガイナックス制作の「王立宇宙軍 オネアミスの翼」が劇場公開されたのは1987年3月14日。31年も昔のことだ。今回の展覧会では、初公開となる制作時のメモや制作における素材資料が多数展示されるという。 異世界を舞台にした「王立宇宙軍 オネアミスの翼」で驚かされるのは、その世界観の構築に20名ものアーティストが名前を連ねていること。何のために多くのデザイナーが必要だったのか、その効果はどれほどのものだったのか――。展覧会を前に、山賀博之監督に31年目の心境をうかがった。 社長になったのに「そろそろ就職しろ」と言われた ── 山賀さんは、「超時空要塞マクロス」(1982年)の第9話「ミス・マクロス」で、絵コンテと演出を担当していますね。 山賀 「マクロス」の