大原扁理『年収90万円でハッピーライフ』(筑摩書房) 「隠居生活って悪いイメージがある」「そこまでして生活レベル下げたくない」「無職はやばい」 ――そんな声をよく耳にします。 確かに世の中のイメージを考えれば、悪い方に考えてしまいます。「人生が終わった」という考えも浮かんでくるでしょう。 でも、本当にそうでしょうか? 実際、隠居生活の本質を知らない人がたくさんいます。知ろうともしていない人も多いのが現実です。 実は隠居生活は、生活の見直しだけでなく、世の中のあり方そのものを考え直すきっかけになります。 私もこの本に出会うまでは、自分の生き方を改めて見つめ直す機会がありませんでした。 今回ご紹介するのは、大原扁理さんの『年収90万円でハッピーライフ』(2019年7月10日、筑摩書房)です。 生活や人間関係を見直すだけでなく、「隠居生活は精神的にも楽になる」「そこまでしてやる必要はなかったんだ

