海外文学の良いところは、他国の歴史や文化を感じることができるところだ。日本の文学も好きだけれど、それぞれ違った良さがある。 海外文学を読んでいるうちに、主要な海外文学を死ぬまでに読んでみたいという気持ちになってきてきた。だが、「海外文学はどんな本を読んだらいいだろうか?」と悩む方は多いのではないだろうか。 そんな中、新潮社『考える人』2008年の春号に掲載された「海外の長編小説ベスト100」が、読書の道しるべとして有用そうだったのでここにまとめ、読んだものについては感想を付した。 なお、このランキングには(主に長すぎるという理由で)必ずしも万人受けするわけではない作品も多く含まれている。そのため、「海外文学を初めて読む参考にしたい」という方は、こちらの記事を見ていただきたい。