フジテレビ系列で2月17日よる9時から放送のドラマスペシャル『眠狂四郎 The Final』に女優・吉岡里帆の出演が決まった。吉岡は時代劇初挑戦となる。 「眠狂四郎」は柴田錬三郎の豪剣小説の主人公。1956年から「週刊新潮」で連載がスタートし、幾度となく映画やテレビでシリーズ化され人気を博してきた。これまで何人もの名俳優たちが眠狂四郎を演じてきたが、その中でも異彩を放っていたのが1972年~73年の連続ドラマで主人公を演じた田村正和。田村が演じる狂四郎は、武家社会の醜さや町人世界のあくどさを嫌悪しながら、彼の腕や美貌を利用し、甘い汁を吸おうとする悪徳大名や商人に正義の剣をふるい、その姿は当時世間の注目を浴びた。 今回、そんな田村と初共演となる吉岡が演じるのは、武家の娘・操。操はある日突然、狂四郎の前に現れ、狂四郎のことを「父上」と呼び、皆を驚かせる。美しく快活な娘で、狂四郎を慕うが、本当の