『機動戦士ガンダム』の後番組が『無敵ロボ トライダーG7』だった。『ガンダム』と同じく日本サンライズ(現・サンライズ)の作品で、監督は佐々木勝利、シリーズ構成は星山博之。キャラクターデザインが佐々門信芳で、作画監督チーフが金山明博。同じサンライズの『未来ロボ ダルタニアス』チームによる作品だった。放映開始は1980年2月2日で全50回。『ガンダム』はターゲットを青年層まで引き上げていたが、それに対して『トライダーG7』はコメディタッチの、子供向け作品だった。 『ガンダム』以降、同傾向のハイターゲットなロボットアニメも作られているのだが、その一方で、子供向けのロボットアニメが増えた。僕の印象としては、アニメブーム以前よりも増えている。1980年には『トライダーG7』があり、『鉄人28号[新]』があった。翌1981年には『Gライタン』や『最強ロボ ダイオージャ』が始まる。それらの企画は、ロボッ