TOP > 東大に入ろう > 新入生(2024-2018) > 「裁判官になってみて医学の重要性に気づき、退職して医学の道を志す」―2018新入生インタビュー 理科三類 ――東大を目指されたのはいつ頃ですか? 私は一度、東京大学を卒業して、裁判官として仕事をしていましたが退職し、理3を受験することにしました。それが2年前になります。 ――なぜキャリアチェンジをしようと思われたのですか? 法律の世界で仕事をしていると、事故や事件の被害者の方とお話をすることがあるのですが、法律の世界で仕事をしているだけでは、その場だけで事件が終わってしまうということになってしまいます。例えば、加害者の人の罪を判断する、賠償金の額を決めるといったことを法律に基づいて行うわけです。でも実際には、当事者の人生は裁判の後も長く続きます。その後の精神的な問題や後遺障害の問題などに、直接に向き合いたいと思っていました。一