タイトル通り、6月2日(金)に上野、東京都美術館にて「バベルの塔」展を観てきました。 田舎者で混雑が苦手な私、有給を利用して平日に上京。 おかげで並ぶことなく、じっくり落ち着いて鑑賞することができました。 さて「バベルの塔」展はブリューゲルの住むネーデルラント(現在のベルギー、オランダ、ルクセンブルク)の歴史から始まります。 この展覧会、最初から見ていくと宗教をモチーフにした古典絵画が少しずつ変貌を遂げ、やがてヒエロニムス・ボスと言う大スターが生まれ、様々な模倣があり、最後にボスに影響を受けたブリューゲルが『バベルの塔』という名画を完成させるまでの歴史が自然と分かるように出来ています。 つまり『ブリューゲルのバベルができるまで』が優しく学べる展覧会なのです! 絵画の隙間には、ボスが生み出したキモカワ?な謎の生物達がたくさん隠れています。 彼らに癒されて、隠し場所を探しながらじっくり楽しんで