6月16日、サッカーW杯で一躍有名になった南アフリカの民族楽器「ブブゼラ」だが、フランスでは労働組合が抗議デモに利用しようという動きが出ている。写真はブブゼラを吹く男性の写真を使った広告。プレトリアで12日撮影(2010年 ロイター/Ina Fassbender) [拡大写真] [トゥールーズ(フランス) 16日 ロイター] サッカーのワールドカップ(W杯)で一躍有名になった南アフリカの民族楽器「ブブゼラ」だが、フランスでは、労働組合がその大音量を抗議デモに利用しようという動きが出ている。 仏政府が法定退職年齢を現在の60歳から62歳に引き上げるとしている年金改革案に反対するため、国内労働組合は今月24にデモ行進を計画している。 フランスのブブゼラ輸入業者によると、これに合わせるように、過去数日間で1日当たり数千本の注文が殺到。その多くが労組関係者からで、「急いで配送してほしい」という