森友学園の籠池理事長が安倍首相から昭恵夫人を通じて寄付金を受け取ったと発言したことについて、昭恵夫人が「全く覚えていない」と話していることがわかった。 政府関係者によると、昭恵夫人は「寄付金を渡したなら覚えているはずだ。全く覚えていない」と話しているという。また、随行した政府職員も「寄付を渡すという状況にはなかった」と説明しているという。 籠池氏は16日、与野党の議員に対し、2015年9月に昭恵夫人を通じて安倍首相から100万円の寄付金を受け取ったと発言していて、双方の主張は食い違っている。 このため与野党は23日に籠池氏の証人喚問を行い真偽をただす方針で、17日午後、正式決定する予定。
立憲民主党の代表選挙は23日投開票され、新代表に野田佳彦元首相が選出されました。県民の反応は… 立憲民主党の代表選は1回目の投票で4人の候補者が過半数に届かず、野田佳彦氏と枝野幸男氏による決選投票が行われました。 野田氏は決選投票の結果、国会議員や都道府県連などに与えられる417ポイントのうち、232ポイントを獲得しました。 立憲民主党新代表に選出された野田佳彦氏 「みんなの力を合わせて、心を合わせて打倒自民党に向かっていきたい。総選挙は間違いなく早い段階で実施されるだろうから、その戦いの準備をもうきょうから始めたい。政権を取りにいきましょう」 来る解散総選挙の時期が焦点になる中、野党第一党の新しい顔に街行く人は… 街の人は 「元総理だということと、毎日街頭に立ってちゃんと庶民の声を聞いている」「今誰がやっても中途半端みたいなもので、できるだけ頑張ってやってもらいたいですね」「自民党自体が
フィリピンの首都マニラにあるアメリカ大使館前で、デモを行っていた群衆に警察の車両が突っ込み、少なくとも10人がケガをした。 現地警察によると、19日、マニラのアメリカ大使館前で反米デモを行っていた約1000人のデモ隊に警察の車両が突っ込んだ。車両は多くのデモの参加者をひくなどして、これまでに少なくとも10人がケガをしたという。車両が突っ込む前には、警察がデモ隊に向けて放水するなど、衝突が起きていた。 フィリピンでは、ドゥテルテ大統領が南部に駐留するアメリカ軍に対し「出ていけ」と述べるなど、アメリカと距離を置く発言を連発している。こうした中で、デモはフィリピン各地で散発的に発生していて、警察が警戒を強めていた。
天皇陛下の生前退位をめぐり、内閣法制局などが、将来にわたって生前退位を可能にするためには、「憲法改正が必要」と指摘していることが新たに分かった。 天皇陛下のお言葉について安倍首相は「重く受け止める」と表明したが、政府は憲法との整合性をいかに保つか、難題に直面している。政府関係者によると、憲法と法律との整合性をチェックする内閣法制局などは、生前退位を将来にわたって可能にするためには「憲法改正が必要」と指摘しているという。 これは憲法第1条で天皇の地位は日本国民の総意に基づくと定めていて、天皇の意思で退位することはこれに抵触するという理由。 一方、生前退位を今の天皇陛下にだけに限定するのであれば、特例法の制定で対応が可能だと説明しているという。政府は来月にも有識者会議を設置し、特例法の立法を軸に議論を進める考え。 菅官房長官「有識者会議の設置も含めて、どのように対応していくかということを、現在
軽井沢でバスが転落した事故に関連して、旅行会社がバス会社に対し法外な手数料を要求するケースがあることが分かった。 国土交通省の特別監査などの結果、転落事故を起こしたバスを運行していた「イーエスピー」は、旅行会社「キースツアー」から国の基準を下回る違法に安い料金で運行を受注していたことが分かっている。 旅行会社からバス会社に支払われる料金を巡っては、安すぎると安全な運行が確保できないとして、2014年に国が料金の基準を引き上げた。しかし、バスの業界団体「日本バス協会」によると、料金基準が引き上げられた後、旅行会社がバス会社に対し20%から40%の法外な手数料を要求するケースが出てきたという。 日本バス協会は「バス会社は旅行会社よりも弱い立場だ」とした上で、「安全性を担保するために、料金基準が引き上げられたにもかかわらず、旅行会社が高い手数料を吸い上げることで、バス会社に入る料金は実質的に上が
薬で予防できるがんといわれた「子宮頸がん」。そのワクチンをめぐっては、接種後さまざまな健康被害が報告され、大きな問題となった。そんな中、14日公表された愛知県名古屋市の独自調査結果。ワクチンとの因果関係は、明らかになったのだろうか。 頻繁に起こる、激しいけいれん。自分の体をコントロールできない日々が続いていた。名古屋市に住む、高橋香織さん(仮名・当時18)。子宮頸がん予防ワクチンを接種して、1年ほどたったある日。突然異変が起きた。 母・千尋さん(仮名)「普通に高校の部活の試合で、普通に歩いていたところ、いきなり歩けなくなって、痛みで」 身体に起こり始めたさまざまな異変。手足のしびれに、激しい体の痛み、記憶障害、まひ。高校生だった香織さんは、車いすでの生活を余儀なくされた。 香織さんはここ半年、けいれんこそ落ち着いているものの、身体の不調は、続いているという。 香織さん(仮名・19)「体調的
三重県の鳥羽水族館で、5年以上もエサを食べずに生き続けたことで話題になった、深海に住む生物・ダイオウグソクムシ。名古屋市の水族館でエサを食べる珍しい瞬間が撮影された。 名古屋市港区の名古屋港水族館で子どもたちにも大人気のダイオウグソクムシ。ダンゴムシやフナムシの仲間で、深海に住み、エサを何年も食べなくても生きていくことができるという不思議な生物だ。三重県の鳥羽水族館には、約5年間エサを食べないダイオウグソクムシがいると話題になった。 名古屋港水族館に先月上旬、新たにダイオウグソクムシ1匹が仲間に加わった。そこで、水族館のスタッフがエサを与えてみることに。果たして食べるのか。 イカをあげてみると、普段ほとんど動かないというダイオウグソクムシがイカに反応し、ひっくり返って食いついた。これには思わず水族館スタッフもびっくりしたという。 飼育員・坂岡賢さん「食べてくれるんじゃないかなと期待を込めて
東京・池袋の公園で非常に高い放射線量が測定された問題で、24日午後、土の中から円盤状の塊が見つかった。この塊が、高い放射線の原因だとみられている。 この問題は、豊島区池袋本町にある公園のすべり台の下から1時間あたり480マイクロシーベルトという非常に高い放射線量が検出されたもの。24日、区が現場の土を掘ったところ、深さ10センチほどの場所から、土にまみれた円盤のような塊が見つかり、これを取り除いたところ、線量が下がったという。 区では、この塊が高い放射線の原因だった可能性もあるとみて専門機関で詳しく調べると共に、25日以降、周りの土を取り除くなどして、通常通り遊べる環境に戻す方針。
2007年、タイ北部で当時27歳の日本人女性が殺害された事件で、遺族らが現地を訪れ、事件の解決を訴えた。 この事件は2007年11月、タイ北部の観光地・スコタイで観光中だった川下智子さんが殺害されているのがみつかったもの。川下さんの父親・康明さんらは現地を訪れ、遺体がみつかった現場に花を手向けた。 川下康明さん(66)「一番気になるのは風化すること。いつの間にか忘れられ、なかったことにされてしまう。一日も早く事件が解決するようにと」 事件は、重要事件を担当するDSI(タイ法務省特別捜査局)が捜査しているが、解決に結びつく有力な情報はない。 康明さんらは、今週、タイの法相などと面会し、捜査状況などについて詳しく説明を受ける予定。
去年、自殺した人の数が2年連続で3万人を下回ったことが、内閣府と警察庁のまとめで分かった。特に「経済・生活問題」を理由に自殺をした人が大きく減少しているという。 内閣府と警察庁のまとめによると、去年、自殺した人の数は全国で2万7283人で、前年比2.1%減少し、2年連続で3万人を下回った。 自殺の原因や動機では「健康問題」が1万3680人と最も多く、次いで「経済・生活問題」の4636人、「家庭問題」の3930人などとなっている。このうち「経済・生活問題」を理由に自殺した人は前年より583人減って最も大きく減少しており、中でも「事業不振」や「多重債務」を理由とする人の減少が顕著だという。内閣府では「最近の経済状況の改善が大きな要因ではないか」と分析している。 また、東日本大震災に関連する自殺者の数は前年比で14人増えて38人だった。都道府県別に見ると、福島県が23人、宮城県が10人、岩手県が
歩行者優先がルールとなっている横断歩道で、横断待ちの歩行者がいても必ずしも停止をしないドライバーが3割に上ることが警視庁の調査でわかった。 警視庁によると、東京都内で去年、横断歩道を歩いているさなかに車にひかれるなどして死亡した人のうち、6割以上は違反をしないで渡っていながら犠牲となっていた。 これを受け、警視庁が運転免許の更新者にアンケートをしたところ、信号機のない横断歩道で横断待ちをしている歩行者がいる場合に、必ずしも停止しないドライバーが全体の3割、「横断歩道あり」という道路標識を知らないドライバーが7割以上に上った。 警視庁は「横断歩道では歩行者優先」という交通ルールを正しく理解していないドライバーが多く見られるとして、ルールの徹底を図るとともに、交差点での違反者の取り締まりを強化する方針。
アメリカ・カリフォルニア州で今月上旬、男(40)が知人の女性(44)とその息子(8)を殺害し、女性の娘(16)を連れて逃げた。男は10日、射殺された。 ロイター通信などによると、カリフォルニア州サンディエゴで4日、住宅1棟が全焼し、焼け跡から近くに住む女性と息子の遺体が見つかった。警察は、この家の持ち主で、長年この家族とつき合いのあったジェームズ・リー・ディマジオ容疑者が2人を殺害した上、この女性の娘を連れて逃亡したとみて、行方を追っていた。 目撃情報を基に、アメリカのFBI(=連邦捜査局)の捜査官ら約270人が、アメリカ・アイダホ州の山奥にあるキャンプ場を捜索し、10日、ディマジオ容疑者を見つけて射殺した。一緒にいた娘は保護され、病院に搬送されたが、ケガはないという。
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