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societyと本に関するRanTairyuのブックマーク (11)

  • 労働は商品ではない - 書評 - 派遣のリアル : 404 Blog Not Found

    2007年08月12日15:00 カテゴリ書評/画評/品評Money 労働は商品ではない - 書評 - 派遣のリアル 献御礼。それも著者ご人から。 派遣のリアル 門倉貴史 タイトルどおり、派遣社員のリアルを知るのに現時点では最適の一冊。 書「派遣のリアル」は、今や日を代表する「経済者」の感もある門倉貴史の最新作。宝島社新書から上梓したものとしては、ワーキングプアに続く二冊目。 目次 - 新書 派遣のリアルより はじめに 第1章 日給6000円で働く人たち 拡大する日の人材派遣市場 / 派遣会社の形態あれこれ / やむを得ず派遣労働者となった人たち / …ほか 第2章 10分で分かる派遣の歴史 1985年までは禁じ手だった日の派遣ビジネス 1966年に米国の人材派遣会社が日に上陸 1986年に成立した「労働者派遣法」 / …ほか 第3章 使い捨てられる女性派遣の現実 理想と現実

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  • あなたのマンションが廃墟になる日

    巷を騒がせている耐震偽装設計は決してヒトゴトではないのだが、『犯人』は特定されており、司法での決着を待つ状況に至っている。 わたしはあまのじゃくなので、むしろ4年後に直面する問題をいま知っておきたい。なぜなら、問題が深刻化するころは、『犯人』はとうに去っており、引き継いだ当事者は被害者ヅラをすること必至だからだ。永住するつもりで購入したマンションが、ローン完済時に住めなくなる可能性に警鐘を鳴らす「あなたのマンションが廃墟になる日」は、非常に参考になった。 総務省の調査では住宅のサイクル年数は30年(木造は26年)だそうな。国土交通省が2002年に公表した事例では「老朽化」で再建されたマンションの平均築後年数は37年となっている。これに比べて、欧米の住宅サイクル年数は、 イギリス141年 アメリカ103年 フランス86年 ドイツ79年 なぜ日の鉄筋コンクリートマンションは30年少々で壊され

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  • 『欲ばり過ぎるニッポンの教育』

  • 書評-犯罪不安社会 : 404 Blog Not Found

    2006年12月18日16:04 カテゴリ書評/画評/品評 書評-犯罪不安社会 力作。 犯罪不安社会 浜井浩一 / 芹沢一也 日が犯罪社会化していると感じている全ての人は、まず書に目を通してほしい。 [追記2006.12.21:芹沢氏のblogを発見したので言及]書「犯罪不安社会」は、世界で最も安全な先進国である日において、いかに犯罪不安が広がったか。そしてその不安に社会はどのように反応したか、そしてその結果何がもたらされ、そしてもたらされようとしているかを、豊富な統計と冷静な筆致で説いたである。 オビより 事実と相反する「神話」がなぜ「常識」と化したのか? 統計と思想の両面から迫る。 統計を主に担当するのは浜井浩一。犯罪白書を執筆した事もあるこの道のエキスパートである。そして心理を主に担当するのが芹沢一也。「狂気と犯罪」、「ホラーハウス社会」などの著作がある。 目次(http:

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  • 「ずんずん調査」で分かった、80年代は『若者殺しの時代』:日経ビジネスオンライン

    1950年前後に生まれ、学生運動まっさかりの思春期を送った「団塊の世代」。彼らはやがてモーレツサラリーマンへと変身していく。80年代前半に成人した若者たちを指す「新人類」という言葉もあった。オジサンには理解できない新しい感性や価値観を持ち、“オタク”第1号も彼らの中から生まれる。フリーター世代のトップランナー。また、70年代前半に生まれて大学卒業時に就職氷河期が到来したのが、いわゆる「団塊ジュニア」だ。 それぞれの人格を超えて、世代間には埋められない溝がある。うん、それは分かる。でも、たいていの若者にはお金がない。経験値も足りない。その中で大なり小なり悩みを抱えて生きている。いつの時代もそうだよね。今が特別ツラいわけじゃないよね。というか、そういうのって比較しようがないよね。 僕はそう思っていた。でも、このを読んでちょっと考え方が変わった。 著者の堀井憲一郎氏は“調査系”コラムニスト。1

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  • 持続可能な福祉社会 : 404 Blog Not Found

    2006年10月06日14:20 カテゴリ書評/画評/品評 持続可能な福祉社会 その答えのたたき台の一つとして、書「持続可能な福祉社会」を取り上げたい。 持続可能な福祉社会 広井 良典 分裂勘違い君劇場 - 借金を「返済するべき」人と「実際に返済することになる」人 この日政府の膨大な借金を、どの世代が払うべきか? というと、選択肢は次の3つ。 借金をこさえた世代が返済する。(相続税増税) (2)借金をこさえた世代の子供たちの世代が肩代わりする。(所得税増税) (3)借金をこさえた世代とその子供たちの世代の両方が返済する。(消費税増税) 佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン:財務省の出鱈目たとえ話を元ネタする愚についてまあ、昨年秋から続いているお馴染みの話だが、勝哉君も家族の一員なんだから、全然問題なく、家族の資産が減るわけでもない。 問題は、勝哉君の資産はあくまで勝哉君の資産であっ

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  • 格差社会―何が問題なのか - 池田信夫 blog

    最近の「格差社会」ブーム(?)の火つけ役になった著者の、これまでの批判への反論を含むまとめ。日の経済格差は、かつて著者が指摘したよりもさらに拡大し、今では先進国でトップクラスになった。特に若者に「非正規雇用」が拡大していることは、人的資源の質を劣化させ、日の将来にとって深刻な問題である。 格差拡大の大部分は、高齢化と単身世帯の増加によるものだ。その原因として著者は「構造改革」の弊害を強調するが、それを裏づけるデータはない。実際には、格差の最大の原因は、バブル崩壊後の長期不況による雇用削減である。不況期に、日の企業が中高年の既得権を温存して、新卒の採用を抑制したり、派遣社員に切り替えたりした結果、高給を取って社内失業している中高年の正社員と、不安定な雇用しかない若者の「二重構造」が生まれたのである。 著者も指摘するように、日は財政規模でみても公務員の数でみても、先進国の中では「小

  • Something Orange

    Dear,こげんた―この子を知っていますか? 作者: mimi出版社/メーカー: ハート出版発売日: 2004/07/15メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 43回この商品を含むブログ (9件) を見る 「Dearこげんた」。 それはある男によって嬲り殺しにされ、インターネット上でその様子を流された子「こげんた」を巡るサイトである。 はじめて見つけたときから数年、ぼくはしばしばこのサイトの存在についてかんがえてきた。 あきらかに善意から生まれたサイトである。ネットに数多くある悪意から生まれた醜悪なサイトとはわけが違う。しかし、それでも、このサイトのやりかたには納得できないものを憶えた。 こう書くことは善意で活動している人びとの心を傷つけることになるかもしれない。しかし、それを承知でいうなら、ぼくにはその活動がどこか歪んだものに思われたのだ。 書はそのこげんたにまつまわるさ

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  • 404 Blog Not Found:下流喰いに喰われる前に

    2006年09月21日19:00 カテゴリ書評/画評/品評Money 喰われる前に - 書評 - 下流喰い 私もそう考えていたので、実態を知るべく書を入手した。 下流喰い 須田慎一郎 H-Yamaguchi.net: 問題の質は、金利とか生保とかではないと思う 解決すべきなのは、彼らがもうかっていることとかではなく、困っている人たち、苦しんでいる人たちがいるということだ。 消費者金融の今を知りたい人は、すぐに手に入れるべきだ。 残念なのは、消費者金融で身を持ち崩しそうな「多重債務者」予備軍は、書を手にしないだろう、ということ。 「下流喰い」は大変バランスが取れたである。上限金利をめぐる最新の状況や街角における街金の現状といった虫瞰的な視野と、業界全体の沿革や他の金融業との関連などの鳥瞰的な視野が適度に配合されている。須田さんはTVにもよく出ていて、私も何度かご一緒したことがあるの

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  • 〈子〉のつく名前の女の子は頭がいい - 雑記帳

    『“子”のつく名前の女の子は頭がいい―情報社会の家族 (新書y (045))』は目を引くタイトルだけど、これは近頃話題の「バカ」の類ではない。著者もまえがきの1ページ目で早速そのことについて説明している。 はじめに誤解を解いておきたい。僕がこので主張しているのは「〈子〉のつく名前の女の子は頭がいい」ということではないのだ。個人の運命は名前で決まるわけではない。名前をみただけでその人の運命など予測できるはずもない。 目的を明確に述べておこう。書において、著者はマスメディアの副作用について解明している。テレビや新聞が完全に普及し、雑誌やインターネットがあらゆる言語空間を覆いつくすなかで、人々の行動はどのような影響を受けているのか、それを解きあかそうというわけだ。著者の判断ではそれに成功している。 (p5) このは、恐らく日国内の社会学の学会などでは受け入れられないのだろう。何しろ著者

  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 変化の国・アメリカ(トフラー「富の未来」が描くアメリカ)

    トフラー15年ぶりの大作「富の未来」(上・下)。 テーマが網羅的であるゆえ、要約が難しいだ。 だが逆にそれは、個々の読者が、その時点での自分の関心を再発見する「鏡」として利用できるタイプのだという意味でもある。 Revolutionary Wealth 作者: Alvin Toffler,Heidi Toffler,Kevin Gray,Laura Dean出版社/メーカー: Random House Audio発売日: 2006/04/25メディア: CD クリック: 8回この商品を含むブログ (1件) を見る そんな意味で、僕がたまたま面白いなと思ったのは、トフラーがアメリカについて書いている部分だった。僕は1991年末から92年末までサンフランシスコに住み(初めてのアメリカ生活)、その後2年間だけ東京に住み、94年にシリコンバレーに引っ越してきた。 だから、90年代以降(つまり3

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 変化の国・アメリカ(トフラー「富の未来」が描くアメリカ)
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