漫画家志望がぶつかる壁の第一段階として、新人賞がある。 半年の一度の賞と月例賞ではまず目的が異なる。 個人的な感覚だと月例賞は、編集者が「ちょっと気になるところがある作家」を確保するための賞で、 大きい賞は、将来的に雑誌を支える連載作品を描いてもらえるかもしれない人にあげる賞、だと思っている。 どっちにしろ、何回も投稿しているのに受賞できないんです、という人がいる。 そういう人はだいたい、冒頭数ページで失敗している気がする。 ・パッと分かりにくい状況(SF、ファンタジーは注意) ・キャラクターが沢山(主要キャラが4人以上)出てくる ・話の根幹となる出来事が起こるのが遅い ・そもそもコマ割りやセリフの問題で読みづらい 実は絵は、多少下手でもスルーされる。(話がつまらないと絵に目がいってしまうので指摘されやすい) 最近は絵のレベルがみんな高い。すごい。 あと投稿する雑誌を読んでいない人もいるが