『宗教と社会』 第15号 (2009.06.06発行) 「キリスト教における当事者運動の可能性 ――同性愛(者)嫌悪への対抗言説の構築に向けて」 (107−117頁) 執筆 「宗教と社会」学会の学会誌(査読付)。 「キリスト教は同性愛(者)を受け入れられるか」という問いの設定に対する疑義を出発点に、日本における同性愛者のキリスト教系の当事者運動について考察。とりあえず、この手のものが(ほとんど)ないために投稿してみたが*1、紙幅の都合で大半が「紹介」記事で終わってしまっていることがもっとも大きな反省点。 まだまだ続く(予定)。…というか、”そもそもなぜ「キリスト教」にこだわるのか”という、ここのところ、研究会関連でいただいている根源的な問いをも、自分のなかでほり下げていく必要がありつつ、なのだけれど。 そもそも、昨年の学会報告の後*2、神学やっている若手の人たちと話をしていて、かみ
ねたみ差別意識【ねたみさべついしき】 † 被差別集団(*マイノリティ・グループ)は自分たちより下位であって当然だ,という*差別意識に基づいて,被差別集団が自分たちより生活条件が上にあるとみなすことで,反感をもつマジョリティ・グループ側の態度。ねたみ差別意識は古く,金銭的に成功した部落民を〈〇〇の分際で,けしからん〉と非難する事例は近世にも散見される。しかし近年,*同和対策事業により部落の改善が進行するに伴って顕在化し,今日の部落差別意識の主要な発現形態となっている。たとえば,〈部落にだけ,立派な住宅が建てられ,安い家賃で入居している〉〈部落の学校の施設は至れり尽くせりのものだ,われわれの学校はみすぼらしいのに〉といった声がそうである。これは,社会福祉政策・教育政策・住宅政策など社会政策の貧困により,同和事業と一般政策のアンバランスにより生じた側面があるとともに,部落差別の現実や同和事業の歴
日本における部落差別 「職業と世系に基づく差別」に関する特別報告者の NGO に対する質問状への回答より 作成 ◆ ◆ ◆ 反差別国際運動日本委員会 (IMADR-JC) 部落解放同盟中央本部 部落解放・人権研究所 2006 年2月 質問事項 1.影響を受けているコミュニティのリスト : あなたの国において、職業あるいは世系に基づいて差別されているコミュニティ(ディア スポラのコミュニティも含む) 、人々の集団あるいは地域を特定してください。 2.影響下にある人の数:影響を受けている人びとの数。 3.背景情報:それら差別の歴史的、社会的、宗教的および文化的背景に関する簡潔な情報を 提供してください。 4.差別の種類:どのような種類の差別ですか?(例えば、教育、職業、雇用、土地の所有、 住居、水、結婚、命名制度、宗教、公共施設やサービスへの災害時を含めたアクセス、公 共資源の割
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