刺激の強い言葉を使いたがるマスコミIOC会長のトマス・バッハ氏も来日し、東京オリンピック、パラリンピックの開催予定日が近づいてきた。しかしコロナ禍で紆余曲折を経てきたこの東京五輪2020には、反対の声も強くある。 そうした経緯を反映しているのか、報道記事、とくに翻訳記事の見出しや本文中に、原文の意味や発言者本人の意図と些か違うのではないかと思われる表現が見受けられる。 目を引くキャッチーな見出しを使ったり、発言中でも読者の強い反応を喚起しそうな言葉を切り取ったり……メディアのこうした手法は今に始まったことではないのだけれど、最近とみに危うさを感じるようになっている。 「意訳」を利用したイメージづけはNG 先日の東京五輪2020五者会談で、東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県が「無観客試合」とする旨が決定された。その後、北海道と福島も無観客を選択した。 その無観客試合の決定を受けて、バッハ会長
世界的なバイオリニストが韓国人などアジア系に対する人種差別的発言をして批判を受けている。 欧米圏メディアの報道によると、マンハッタン音楽院のピンカス・ズーカーマン教授(72)は先月25日にニューヨークのジュリアード音楽院主催で開かれたマスタークラスのオンライン授業で韓国人と日本人の音楽の実力に対して公開的におとしめる発言をした。 彼はオンラインで中継された授業で、「もう少し歌うように演奏してみなさい」という自身の注文にもアジア系姉妹学生の演奏に満足できず「韓国人が歌わないということを知っている」と話し、演奏者が「韓国人ではなく日本系ハーフ」と答えると、ズーカーマン教授は「日本人も歌わないのは同じこと」と話した。 ズーカーマン教授は「韓国人たちは歌わない。それは彼らのDNAにない」と話した。この事実が明らかになりニューヨーク・タイムズだけでなく、バイオリニスト・ドットコムなど音楽専門紙も批判
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く