祖母が亡くなった。2015年12月31日の朝だった。その一報をもらったとき私はふとんの中でゴロゴロしながらpixivでBL二次創作R18小説を読んでいて、「しまった」と思った。もっと虫の知らせなどがあったらもう少し粛々と報を受け取れたはずなのに。 姉に話を聞いたところ、甥は朝方急に目を覚まし、ちょうど祖母が亡くなった時間は激しく泣いていたらしい。これだよこれ……こういうのがあってほしかったよ……。 31日は長い1日で(なぜかというとあれこれの間を抜けてハロプロのカウントダウンライブビューイングに行ったからなんだけど)3日分くらいあった。だから意識としては今日もうすでに祖母が亡くなってから3日経っているような気持ちだ。 祖母の話。 祖母の家系はとにかく女が働く家庭で、まあ戦後すぐに女が一生ゴリゴリ働くとなると職種は限られ、8割以上が教職についている(私の母も教師である)。祖母は新聞記者や教員