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ブックマーク / eboli.exblog.jp (2)

  • 最暗黒の「美しい国」 : 漂流生活的看護記録

    「おにぎりがべたい」と書き残して亡くなった人の話になかなか入れなかった。なぜならごく最近、リアルで餓死した人を看取ったから。この東京の真ん中で、まだ若い...「おにぎりがべたい」と書き残して亡くなった人の話になかなか入れなかった。なぜならごく最近、リアルで餓死した人を看取ったから。この東京の真ん中で、まだ若い、家族もいる人が餓死した。詳しくは書けないけれど、行政の受け皿さえあれば死ぬことはなかったのではないかと思う。 低栄養状態になると、最初のうちは身体が浮腫んでくるのだが、やがてそれが枯れて(脚には浮腫は残るけれど)、皮膚は乾燥し顔も体もしわしわになる。飢餓状態末期にはまず高度脱水(これが直接死因だったんだと思う)も伴うので心臓は必死で残り少ない血液を循環させようとして、心拍数はずっと150、160、170とモニターのアラート鳴りっぱなし。そしてわたし達の力は及ばなかった。どんなに苦

  • 「正しい」被害者 : 漂流生活的看護記録

    3年前の年の暮れ、ボリビアから帰国する前にしばらくのんびりしようとペルーのリマに立ち寄っていた。ある夜、現地で知り合ったアメリカ人男性とリマ旧市街のカフェ...3年前の年の暮れ、ボリビアから帰国する前にしばらくのんびりしようとペルーのリマに立ち寄っていた。ある夜、現地で知り合ったアメリカ人男性とリマ旧市街のカフェで飲んでいたら、店先の通りでペルー人男性二人が白人女性を無理やりタクシーに押し込もうとしているのを見かけた。その女性はテラス席で飲んでいたわたし達を見ると「助けて!」と英語で助けを求めて走り寄ってきたので、わたしは彼女を自分の後ろに庇いながら「何をしようとしてるの!?彼女嫌がってるじゃない、やめなさいよ」と男達に言うと、彼らは「ホテルの場所がわからないと言うから送っていこうとしているだけだ、邪魔するな!」とわたしに掴みかかってきた。わたしは胸倉を掴まれながらも店にいた他の客達に向か

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