タグ

ブックマーク / thefirstpenguin.jp (8)

  • 起業するのはカンタンだけど“会社っぽくする”ことが、難しい

    僕が「起業で大事なこと」を挙げるとしたら、以下の3つです。 ・3人で起業すること ・代表は1人に絞ること ・「集まれる場所」を確保すること まず1つ目。なぜ「3人で起業すること」が大事なのかというと、1人だけでは会社がスケールしにくいからです。チームで起業をしないとなかなか会社を大きくすることはできないのではないかと思っています。 そもそも会社とは、人数を増やしていくことがとても難しいものです。1人からスタートすると、リソースが少ないため、事業を作りづらく、さらに創業者1人の期間が長い会社は、周囲から「入りづらい」と感じられてしまいます。 会社を成長させる、また、新しく入社する人が入りやすくするためにも「3人で起業する」ことをおすすめしています。 もちろん、「2人で起業する」のもいいですが、2人はチームとは言えないのです。音楽にたとえて言うと、B’zが「バンド」とは呼ばれないように、やはり

  • 起業家に大事なのは信念と柔軟性を持つこと

    起業家にとって何が大事なのか」という質問をよく受けます。起業家になる人たちはやはり、やりたいことがいっぱいある人が多いのですが、結局すべてはできない。 では、何からやったらいいのか?それは「何を削るのか」を考えるといいと思います。 考える際に有効なのは、素朴な疑問から考えることです。たとえば売上とサービスとどちらが大切なのかとか、そういう疑問です。その答えは自分の中にあるはずなので、それを整理するんです。結局、何をやるか絞れない人は、普通の起業家にしかなれません。 いい起業家と普通の起業家の差例えば利益率が5%、成長率も5%、という規模の事業があったとします。そして、その事業をやっている人たちはいい人たちで、みんな楽しくやっていたとします。 そういう事業を、当に事業として認めるかどうかが、いい起業家と普通の起業家の差です。利益が出ているからといって、認めるのは普通の起業家です。たぶん、

    起業家に大事なのは信念と柔軟性を持つこと
  • 起業するのに事業プランは(そんなに)いらない

    起業したいんです」 という人と会うことが結構あります。起業家に会うといっても、「僕の知見を次の世代に・・・」みたいな、えらそうなことは全く考えていなくて、起業する人が単に好きなので、友達になれそうという理由で会うのですが。 で、とはいえ、一足先に起業している身として、半歩進んでいる先輩として、アドバイスしたくなってしまうこともあるんです。人間だからしょうがないですね。えらそうにアドバイスして、すごいって思われたいという気持ちに負けてしまうのです。 そんな中ですが、アドバイスしたくなってしまう悩みにこんなのがあります。それは 「起業したいんですが、事業プランがなくてがなくて・・・」 というものです。 「事業プランがない」「アイデアがない」「やりたいことがない」というので悩んじゃう人は多くいるようです。 しかし、起業する上で、事業プランとかアイデアとかはそんなにいらないんじゃないかと思ってま

    起業するのに事業プランは(そんなに)いらない
  • 人様のサービスにケチをつけることで、格好をつける必要はない

    ふと思いだしたんですけど、昔、友達というか年下の後輩がいてですね、起業してたんですね。 その人と久しぶりにあったときに「あの会社ってあのあたりがイケていないですよね」とか「あのサービスはここがダメですよね」みたいなことをすごい言うようになっていて。 それがダメだということではありません。人様のサービスを題材にして、議論して、考えを深めていくということ自体はいいと思います。mixiはなぜ0から一気にユーザーを増やしたのか?GREEはモバイルになぜ振り切れたのか?というのでもいいですし、なぜMySpaceはFacebookに負けたのか?でもいい。(まあ、公の場で批判するのは覚悟がいると思うのでそのあたりは注意が必要だと思いますが)。 で、先ほどの友達の場合。その人は、自分は何もせずに、人のサービスの批評ばっかりやってたんですね。 人の会社やサービスを批評していると、自分がすごくなった気がするで

  • サービスで一番大事なのは想い、その想いを断ち切るフェーズ

    僕は15年くらい、Webサービスを作るというのをやっていました。ヒット作や代表作と呼べるほどのものってあまりなくて、そこが課題なんですが、ポテンヒットが多いというキャラです。 そんな僕ですが、サービスを作る上で、何が一番大事か?というのを考えた時に、やはり「想い」だなあ、と思うわけです。 サービスの想いとは「こうしたい!」という強い欲求です。強い欲求があるとぶれづらいんですね。サービスというのは、ぶれない軸があってこそ、スタートできるという面があります。 サービスを作る上で、やってはいけないことに、「いろいろな人の意見を聞きすぎてしまう」ことです。どんどんとわけわからないものができてきてしまします。 「いやいや、ユーザーの声を聞いていかないとダメでしょ」と思うかもしれませんが、違います。 「ユーザーがほしいと思っているものを作る」 と 「ユーザーの意見を聴く」 は全然違うんですね。有名な話

    サービスで一番大事なのは想い、その想いを断ち切るフェーズ
  • 変化しないという勇気

    最近、大事だなと思うのが、変化しない勇気です。 僕には、バーグハンバーグバーグの社長のシモダくんという友達がいます。おもしろい広告のページを作れる、という非常にオリジナリティがあり、かつ才能にあふれた人なのですが、彼のいってたことが非常に印象にのこっています。 それは「3年間同じスタイルでやる」ということでした。彼いわく 「バーグハンバーグバーグのコンテンツは、1年目は、インターネットの玄人からおもしろいと言われると思う。ただし、2年目は、いつも同じようなコンテンツで飽きた、と言われるはずだ。ここで、クリエーターとしては、新しい、尖ったことをやりたいと思ってしまうのだけど、ここでスタイルを崩してはいけない。3年目になってきてから、ようやく普通の人たちが、おもしろさに気づいてくれる。2年目はつらいかもしれないけど、そこでやり続けることが重要だ。」 とのこと。 これは結構すごいなと思って。地獄

    変化しないという勇気
  • 「普通の人でも回せる仕組み」を最初から作る必要はない

    スタートアップは人が来ません。優秀な人なんて基とれません。livedoorの元社長の堀江さんもおっしゃっていましたが、 スタートアップは求職者に見つからない優秀な人など来ないあとから入る人のほうが優秀な場合が多いhttps://www.youtube.com/watch?v=4gpqfM1ZFfY&feature=youtu.be というのは、論理的に考えても、そうなりがちです(実際は、初期からいたメンバーは視点をあげざるを得ないので、非常に成長するという面はあったりしますが一般論として)。 という面があるので、スタートアップをする人はよく「仕組みをつくろう」という考えにいきがちです。 マニュアル化、仕組み化をして、誰でも仕事をできるようにする、というのは会社を大きくする上で、非常に重要です。いつまでも属人的にやってしまっていては、その人がいなくなったら業務が回らなくなってしまうからです

    RyotaTakimoto
    RyotaTakimoto 2015/03/31
    “誰でも出来るようにする、仕組み化するというのは、要は、尖っているところをすべてそぎ落として一般化する、という作業になるので、最初からすると、どの会社がやっても差がない、つまらないものになってしまう”
  • 会社のメンバーが辞めるというとホッとする話

    nanapiも、KDDIグループ入りという非常に区切りになるタイミングとなり、nanapiをやめて、次の新天地にいったり、起業するという人がちらほら出てきました。 僕が社員だとしても、このタイミングだよなあ、と思いますし、僕はそもそもリクルート出身なので、2〜3年でどんどんやめて新しいところにいくというのはポジティブな感じです。会社にもガンガン人が増える時や、減る時もあるので、このあたりは時期の問題もある。 しかし、人が辞める時というのは、創業者としては、非常に複雑な気持ちだったりします。というのも僕は「友達になれなそうな人は雇わない」というルールがあったりするので仕事ができるできないよりも、友達感覚が強いんですよね。なので最初の感覚としては この人が辞めると寂しいなあだったりします。そこまでは普通だと思うんですが、そのあとに、めっちゃホッとするんですよね。 経営者とかならみんなわかっても

    RyotaTakimoto
    RyotaTakimoto 2015/03/31
    “社長は孤独だ、はどういうことかというと、誰とも本音でしゃべれない状態じゃないか。本音でしゃべると、すごい無責任に。辞めるとなると、その人とは本音でしゃべれるように。友達に戻れるという感じ”(略有)
  • 1