ウクライナ軍が10日、破壊されたロシア軍の戦車から取り外した機関銃を持っている=モティジン/ロイター・聯合ニュース 20代のウクライナ男性のボバ・クレーバ氏は、キーウ(キエフ)で成功したファッション・フォトグラファーだった。彼は、ロシアが2月24日にウクライナを侵略した直後、ひそかに戦争を逃れロンドンに脱出した。彼は「暴力は私には合わない」と述べた。 しかし、友人にそうした事実を伝えると、窮地に追い込まれた。友人が「信義を忘れて」その事実を公開すると、ウクライナ人の間から非難の洪水があふれたのだ。ソーシャルメディア上には「おまえはすでに死んだ命」「地球の最後までおまえを捜しだす」など脅迫する発言もあふれた。 ロシアがウクライナを侵攻すると、祖国を守るために志願し銃を取る人々もいるが、徴集を避け外国に逃げる人々もいる。「ニューヨーク・タイムズ」は10日(現地時間)、海外に逃れた徴集年齢のウク