10月22日、マイクロソフト(MS)が最新OS「Windows 7」を全世界で発売した。先代の「Vista」が消費者になかなか受け入れられなかったのを反省し、「シンプルにパソコンを使えることを追求した」とWindows & Windows Live担当プレジデントのスティーブン・シノフスキー氏は語る。出足はまず好調のようだ。 OSはMSが約9割のシェアを握る一種の独占市場。かつて多くの企業がMSの覇権に挑戦し、ことごとく敗れ去ってきた。しかしグーグルは、そこに挑戦状をたたきつけた。既に携帯電話用OS「Android(アンドロイド)」を開発し、来年中にはパソコン用OS「Chrome OS(クロームOS)」を無償で提供する予定だ。 日経ビジネス特集「グーグル包囲網」の連動インタビュー第7回は、OSを巡る覇権争いがテーマ。アンドロイドの創業者で、今はグーグル副社長を務めるアンディ・ルービン氏と、
Microsoftは米国時間10月6日、「Windows Mobile 6.5」を正式にリリースし、同OSを搭載した「Windows Phone」ブランドの携帯電話が世界中で発売されることを明らかにした。 Windows Phoneという新ブランドの採用は、これまで「Windows Mobile」を搭載する製品を単にWindows Mobile携帯電話として販売していた頃からの変化を印象づけるものとなっている。 新ブランドは、コンシューマー層の間でMicrosoftのスマートフォンOSの意識を高めていく同社戦略の中核を成している。Windows MobileのマーケティングチーフであるKevin Keith氏は、ロンドンで開催された発表イベントにおいて「Windowsには携帯電話(バージョン)のOSがあることを知っているのは、全ユーザーの10%未満でしかない」と語った。 Keith氏は、M
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く