やあ!ボクサーマネキンだよ。 ボクシングジム体験記第6話を始めるよ。 第1部完と書いてあるように、これで一区切り。 もちろん第2部も予定しているよ。 それじゃ、はじまりはじまり〜。 前回までのあらすじ 呪文 わたされた封筒 第三の男 痺れるほどの… 次回予告 前回までのあらすじ 闘いに破れたマネキンは疲れはてていた。 にやけたトレーナーが近寄ってきて…。 blog.boxermannequin.xyz 呪文 マネキンはあたりを見回す。 自分以外の体験者も、練習する会員もいない。 (練習が厳しすぎて、会員ゼロになったんじゃないよな?) 無料体験会をやってるのは、そういうことか、とマネキンは一人納得した。 「どうされます?」 トレーナーM氏が話しかけてくる。 マネキンがこんなことを考えてるとは、思ってもいないのだろう。 「入会されませんか?」 勧誘だ。 マネキンは即答できなかった。 「今日は体