携帯電話のゲームサイトや自己紹介サイト(プロフ)など「非出会い系サイト」を通じて犯罪に巻き込まれる児童や生徒の増加が続いていることが19日、警察庁のまとめでわかった。平成22年上半期の被害人数は、半年単位で初めて600人を突破。出会い系サイトと違って保護者の認知度も低く、警察庁は危険性の周知徹底を図るとともに、サイト事業者に監視体制の拡充などを要請する。 無料ゲームサイトなどにはおしゃべり(チャット)や「友達」を探す機能があり、ゲームの対戦後や趣味などのテーマで相手を探し、メールをやり取りできる。その後、実際に会う約束をするなど事実上の「出会いの場」になっている。 出会い系と違って防御意識が低いまま、軽い気持ちでメール交換を始め、年齢や男女を偽った相手に誘い出され、犯罪に巻き込まれるケースが目立つという。 こうした機能を知らない保護者が少なくなく、子供がゲームを楽しんでいると思い込み、見知