小学校4年の長女(10)を麺棒で殴るなどしてけがを負わせたとして、京都府警東山署は25日、京都市東山区の無職の母親(38)を傷害容疑で逮捕した。 調べに対し、母親は「口答えしたのでしつけでたたいた」と供述。長女は「前からたたかれていた」と話しており、同署は日常的な虐待があったとみて追及する。 発表では、母親は24日午後3~4時頃、自宅マンションで、木製の麺棒(長さ32センチ、太さ直径3センチ)で長女の尻を数回殴ったり、左ひざを蹴ったりして約2週間のけがを負わせた疑い。 母親と長女は2人暮らし。同日午後4時45分頃、長女が「ママが暴力をふるう」と泣き声で110番したという。 京都市児童相談所(児相)が長女を保護した。同児相は今月20日、長女から「ママにたたかれた」と相談を受けた小学校側から通告を受けていたという。