2009年5月4日のブックマーク (1件)

  • 星図詠のリーナ : 徒然雑記

    【星図詠のリーナ】 川口士/南野彼方 一迅社文庫 Amazon うん、これは面白かったー♪ 「わたしが歩いた道を、見たものを、描いていくの。これは、わたしの地図」 父である国王の命を受け、辺境へと地図作りの旅に出た賢く若い王女「リーナ」と護衛の騎士たちは、正体不明の一団の襲撃を受け壊滅の憂き目にあったところを、流れの傭兵「ダール」に助けられる。 何があろうとも任務を全うしようとするリーナと臨時護衛に雇われたダールは、妖魔をかわし、夜盗を退け地図作り旅を続けていく中で宮廷の陰謀を掴むのだが、時を同じくして辺境の迷宮に眠っていた強大な何かが目覚める……。 正統派ファンタジーの新鋭が贈る「格マッピング・ファンタジー」 これは題材の勝利と言ってもいいかも。いや、そうでもないか。単に地図づくりというテーマでは、地味なだけに終わってしまうし、題材の料理の仕方が実にうまいんだわ。 普通なら、地図なんて

    星図詠のリーナ : 徒然雑記