大阪「あべのハルカス」にある百貨店で、はしかに感染した従業員や買い物客が相次いで確認されましたが、15日新たに利用客2人がはしかに感染していたことが分かりました。 2人はいずれも百貨店に設けられていたバレンタインフェアの特設会場を訪れていて、奈良県の男性は13日、大阪市の男性は今月8日に、それぞれ発熱や発疹などの症状を訴えて医療機関を受診し、はしかと確認されました。 百貨店ではこれまでに従業員10人がはしかに感染したほか、バレンタインフェアの特設会場を訪れた客6人も感染が確認されています。 大阪市は利用客がどこで感染したか特定はできていないものの、発症した時期などからこの百貨店での感染が強く疑われるとして、この百貨店を訪れてから、3週間以内にはしかの症状が出た場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。