小島秀夫監督と山崎貴監督(撮影/佐藤創紀・写真映像部) この記事の写真をすべて見る 日本映画として初めて、「ゴジラ-1.0」で第96回アカデミー賞視覚効果部門を受賞した山崎貴さん。「メタルギア」シリーズや「DEATH STRANDING」を生み出し、革新的なゲームで国内外のファンを魅了する小島秀夫さん。世界と対峙する二人が、ハリウッドとの向き合い方を語り合いました。AERA 2024年4月22日号より。 【写真】蜷川実花が撮った!AERA表紙を飾った山崎貴監督 <前編:山崎貴×小島秀夫「国内でヒットすれば大丈夫、という時代ではない」 コロナが変えた「字幕」の可能性>を読む * * * ──視覚効果部門を受賞したことで、山崎貴さんや白組への視線は熱を帯びている。 小島秀夫(以下、小島):得意分野でいくのがいいですよ。 山崎貴(以下、山崎):それは本当に大事ですよね。「ゴジラ-1.0」を作