日本時間4月6日、メジャーリーグ機構は各球団に対し、「ピッチコム」というウェアラブル端末によるバッテリー間のサイン伝達を2022年のレギュラーシーズンで許可することを通達した。「ピッチコム」は試合のスピードアップやサイン盗み対策の一環として、昨季のマイナーA級や今季のメジャーのオープン戦などで実験的に使用され、概ね好評を博していた。捕手は前腕に「ピッチコム」を装着し、レシーバーを装着している投手や最大3人の野手に球種、守備位置などの指示を送ることができる。 マイナーの試合やオープン戦で実験的に使用されていた「ピッチコム」。2022年レギュラーシーズンの開幕を目前にして、公式戦での使用にメジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会からゴーサインが出され、各球団にはサイン伝達の手段として「ピッチコム」という選択肢が与えられることになった。従来のように捕手が指を使ってサインを出す必要はなくなり、試合
東京神田の神保町は日本随一の本屋街として知られていて、それぞれに専門分野を持った古書店が集まっている。 ちょっと昔の東京ガイドブックを見ると、日本の知がここに集まるなんて紹介の仕方がされていたものだ。 そんな神保町も、さまざまな変化のせいで、どうやら専門書街ではなくなりつつあるという話。 かつて神保町には洋書の専門店がたくさんあった。とくに目抜き通りの靖国通り沿いには、神保町を象徴するかのような老舗の洋書専門店がある。けど最近の神保町では、洋書専門店は絶滅危惧種だ。 そのうちの一件は、今年になってから金土日のみの営業になった。「コロナ禍による人員削減」と貼り紙が表にしてある。 もう一件の洋書店は、建物は壮麗だが、実態はもう洋書店ではなくなりつつある。店に入ると一階は児童書コーナーを兼ねたカフェになっている。洋書コーナーは2階にあるが、店内から直接行くことはできず、脇の小道から上がるようにな
ロシアと「直接輸出入」338社が判明 追加経済制裁の影響必至 ~ 国内サプライチェーン、二次取引含め 最大1.5万社に影響の可能性 ~ はじめに ウクライナへ侵攻を続けるロシアに対する追加制裁では、半導体などハイテク製品、工作機械など軍事転用可能な品目については輸出を禁止する一方で、水産品などの輸入品については禁輸を見送るなど、対ロ貿易を巡る日本政府の対応は流動的となっている。ただ、木材などではロシアが輸出禁止を打ち出すなどで、輸入依存度が高い建築用合板では品薄が危惧されるなど、一部品目では供給網に支障が生じ始めているケースもある。 今後はロシアとの取引がリスクとして認識されつつあることから、直接的にロシアと取引を行う日本企業は取引の縮小や解消を余儀なくされるケースも出てくるとみられる。また、こうした企業と仕入れや納入などの関係を持つ二次取引先でも、大体調達先の確保といった対応を迫られる可
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