ブックマーク / gitanez.seesaa.net (24)

  • デザインという思考の型から逃れる術があるのか?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、デザインとは「思考の型そのものである」と考えるようにしています。 しかも、その思考の型は決して特別なものではなく、むしろ、現代に生きる僕たちはデザインという思考の型以外で考えられなくなっている。僕はそう考えるようになりました。 昨今、「デザイン」という概念の重要性が増し、誰もがその力を身につけようと方法論や事例をかき集める風潮がみられますが、この僕の観点からいえば、�むしろ僕らはデザインという型を使わずに考えることができないのだから、当に願うべきはデザイン力を身につけることではなく、いかにしてデザインという思考の型に無意識のうちに縛られている自分を自覚するか、デザインという思考を当の意味で認識対象にするかということではないかと思うのです。� 僕らはみな、デザイン力

    デザインという思考の型から逃れる術があるのか?: DESIGN IT! w/LOVE
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/11/21
    僕らはみな、デザイン力がないのではなく、むしろ、デザインという力を使ってしか考えることができないのだ、と。
  • 「考え方」について考えてみる: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「考えるとはどういうことか?」それについて考えることが僕にはよくあります。 「考えるとはどういうことか?」と考えることで、何かを考えるための方法が明らかになることがあるからです。 だから、「考えるとはどういうことか?」を考えるのは、自分自身がうまく考えられていないなと感じるときや、他人がうまく考えられていないなというのを目の当たりにするときだったりします。 ▲この記事では、この2冊が登場するよ うまくいかないから、その理由を自省する。 それって何かを改善するためにはごくごく普通の行為だと思います。 それを踏まえると、考えることがうまくいかない要因の1つが「考えるとはどういうことか?」ということを考えようとしない姿勢にあるということもできるはず。自分自身の考えるという作業のや

    「考え方」について考えてみる: DESIGN IT! w/LOVE
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/04/13
    個々人が個人で自由に使える個人所有物を使って考えることこそ、デザインという思考法の特徴。
  • テーブルにのせられた家族というカタチを超えて…: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 多様性を許容できる社会にしたいと思う。 多様性が認められた環境で多様な者同士が関わりあうことではじめて、新しいものは生まれてくると思うから。 ▲山理顕『地域社会圏主義』より そのためには自分にないものをもつ相手を受け入れたり、いまないものを想像できる柔軟な発想が必要だと感じます。1つの標準的な思考や形式に偏りすぎることほど、新しいものが生まれてくる可能性を減少させる危険なことはないと思います。 そんなことを先日ひさしぶりに会った昔の会社の同僚と話すなかで、あらためて感じました。 「1つの家に1つの家族」をデフォルトとしない、住まい方や家族というあり方の多様性元同僚とは、働き方や住まい方を話題にしながら、もっと今ない形も含めて多様で自由な選択が可能な働き方だったり、住まい方

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/03/18
    視点のイノベーションこそがいま必要なんじゃないかな。
  • 反−知の形式としてのバロック的想像力を再獲得する: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 数ヶ月前から気になっていたことの1つは、自分でブログを書く際、どうも昔に比べて何を結論として言いたいのかを意識して書くことが苦手になってるという感じがしていることです。 何も言いたいことがなければそもそも書くこともないわけで、そこはとうぜん書きたいことがあるから書いているのですけど、でも、いまの僕にとって、その「書きたいこと」というのは間違いなく「結論」じゃないというところがちょっと問題なような気がしていたんです。 僕にとってはむしろ、ダラダラと書き連ねているその過程で書いているそれぞれが「言いたいこと」であって、何か1つの結論をいうためにそれらを書き連ねているわけではないんです。 だから、どうしてもいわゆる起承転結のような文章の構成で書かなくてはいけない動機がないし、そん

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/02/03
    どこかへ行きつく必要から解放されたとき、人間の想像力がいかに奔放、猥雑に働くものか。
  • アイデアの私有と共有: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 アイデアは誰のものなのか? この〈SHARE〉の時代にそれを問う意味とは何なのか、僕らはそのことを問い直さなくてはいけない段階に入ってきています。 僕らはいまなお「アイデアには所有者がいる」と考えることを当たり前のように思ってしまっています。 例えば、以前に比べて、僕らが日常的に行うようになったワークショップやブレインストーミングなどのグループワークによるアイデア出しの場などでも、いまだに「誰が出したアイデアが採用されたか」とか、「結局、声の大きな人のアイデアが採用されてしまう」とか、といった「アイデアの所有者は誰か?」にこだわる思考からなかなか離れられない人がすくなくありません。 けれど、そうしたグループワークによる共創の場において、アイデアの所有者探しをするのは賢明では

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/01/29
    情報が先であって、モノは後。
  • 不確実な時代には「検証による学び」を得るための活動に資源を集中することが大事: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、スタートアップに関するをいくつか読んで、スタートアップのスキルってこの時代、ほんと個人が普通に生きていく上でも役に立つスキルだよなと思うようになっています。 だって、世の中、こんなにも不確実なんだから。 世の中がもっと将来の見通しがよかった時代なら、知見が豊富な先人たちに教えを乞い、その教えに従うかたちで努力して行動することで、そこそこ平穏で幸福に満ちた生き方ができたでしょう。 けれど、この「不確実性」に満ちあふれた社会環境においては、それでは以前と同じような成果を得ることができなくなっています。 エリック・リースが『リーン・スタートアップ』において、 いま我々がしているのは、ビジョンに頼る、魔法の使える「偉人」を追う、新製品を分析しようとして殺すなどだ。これは20

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/12/30
    検証による学びは、不確実性という土壌において進捗を的確に測る方法。
  • 誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる/フランシス・ウェスリーほか: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昔から複雑系の科学の考え方が好きです。 たがいに関連しあう複数の要素がそれぞれ個々に局所的(ローカル)にインタラクションしあうなかで、大局的(グローバル)にもなんらかの振る舞いを創発させる複雑系は、その全体としての振る舞いが、個別の要因、部分からは明らかでないという不確実性、予想不可能性に、僕はとても惹かれます。 写真は、すこし前に3331 Arts Chiyodaでみた藤浩志さんの展覧会で撮った1枚ですが、藤さんが主催する、子供たちがおたがいにいらなくなったおもちゃを交換するソーシャルなシステム「かえっこ」で起こっていることも、ある意味、複雑系のシステムのなかの創発的な出来事のように感じます。 その意味では、もともとウェブの仕事に関わっていた経歴もあるし、長年、こうしてブ

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/09/26
    複雑さを受け入れるからできること。
  • 映像を見ているとき、僕らは現実が見えなくなっている: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 様々な視覚表現による映像は、遠く離れた場所に関する情報や、遠い過去に関する情報を、僕らがそこに出向くことなく僕らに与えてくれます。 一方、僕らはそれらの映像を見ているとき、自分たちがいま生きてその場に身を置く現実から目を逸らしているのだということを案外忘れていたりします。 つまり、や雑誌、テレビやインターネットを通じて、常に写真や動画などの映像表現に身を晒している僕らは四六時中「心ここにあらず」の状態になっている自分に気づかずにいるのです。映像が人々に与えたペスト級の衝撃とは?イタリアの映画評論家であり映画史家であるジャン・ピエロ・ブルネッタは、レオナルド・ダ・ヴィンチからキルヒャーにはじまり、全景図(パノラマ)、透視図(ジオラマ)、幻灯(マジック・ランタン)、立体写真(

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/08/24
    「いまここ」を捨てない、新しい未来の作り方。
  • 自分たちでやれることの外部化が、未来を志向するために必要な人と人とのつながりを希薄化させる: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 いまの時代って、ひとりで悶々と悩んだり、企業などの閉じた世界のなかだけで問題を解決しようとしたりするのに向かない時代ではないかと感じます。 これほど、先行き不透明で、かつ、不透明ではない既存の安定したシステムの寿命もそう長くはないと予測される現代で、特定の機能を果たしたり、特定の戦略の実行に最適化された組織の閉じた環境のなかだけで、何が起こるか分からない状況で突如現れ出てくるさまざまな未知の問題に対処することは理にかなっていません。 だからこそ、ゆるいネットワークのつながりによって、「さまざまな未知の問題」にも柔軟に対応できる、多様性を確保しておくことのほうが必要なのだと思います。 先行き不透明な未来を引き受け、従来の価値観に縛られない将来をつくりだす僕らはいま、先行き不透

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/08/05
    いたれりつくせりのもてなしが人をお客さんに変えてしまう。
  • 「垂直」から「水平」へという変化のもう1つの意味: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 〈なぜ今「ノマド」は“炎上祭り”と化しているのか〉と題されたダイヤモンド・オンラインに掲載の佐々木俊尚さんの記事がなかなか興味深かったです。 こんな感じで「会社組織の衰退」という話から「ノマド」についての考えを展開しています。 なぜ一部の若者が大企業を辞めたり、成長もしない社会起業系の小さなビジネスをやったりしているかと言うと、これは明らかに危機感の表れ。脱サラは確かにかっこいいかもしれません。でも、起業するモチベーションとしては、かっこいいことをやりたい、といった短絡的な理由ではなく、10年後、20年後の生活設計を考えることを自分なりにやっているわけですよね。(中略)今後、明らかに社会構造は変わると思っているんです。何年か、あるいは何十年かかるか、スパンは分からないですけ

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/07/28
    「自分たちのための新しい未来をつくる」ということ。
  • 「電子書籍」という概念を越えてテクストの新しい形を模索すること: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、会社のほうで進めているプロジェクト「Think Social」では、デザインシンキングのアプローチを用いて行なうサービスデザインをテーマとして扱っていますが、その一方で、やはり個人的な関心としては、人間の知の在り方や価値観を左右する人工物全般としてのメディアに強い関心があります。 例えば、電子書籍的なものもその一部。 ただし、世間的には、講談社が今後の書籍の刊行を紙と電子版を同時に行なうという方針を発表したニュースが取りざたされたり、『WIRED』創刊時の編集長ケヴィン・ケリーがインタビューで「10年後には「」そのものは基的にすべて無料になる」というようなことを言ったりするなど、相変わらず電子書籍の話題には事欠かないのですが、僕自身はどうもこの電子書籍関連の話題に

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/02/26
    書物は、必ずしもテクストと同じものではない。「テクスト」とは、人間が文字による作品を作る材料である。
  • 僕たちはいつも間違えてる、だから…: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 失礼ながら、年末の挨拶も書かないまま、新年に突入した当ブログ。昨日から仕事のほうでも通常営業がはじまったので、こちらでも気合いを入れ直していこうと思いました。 きわめて不定期に、大して裏取りもせずに思いつきをしたためている当ブログではありますが、読んでいただいているみなさんに興味をもってもらえる記事を書いていこうといつも思っておりますので、2012年もぜひ DESIGN IT! w/LOVE をよろしくお願いいたします。 ついでに会社のほうで担当しているブログ「市場のお手入れ」のほうもよろしければご覧ください。ペルソナやエスノグラフィーなどの人間中心設計、デザイン思考関連の記事はそちらのほうで書いておりますので。 というわけで、ご挨拶は簡単に終わらせていただいて、題。 今

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/01/07
    自分がわかるイメージだけに逃げ込むな!
  • 予測ができなきゃ行動もできないし将来は真っ暗?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 人間は「予測」に従って動きます。いや、実際には予測が働かないと動けないといっていいはずです。その意味では、予測は人間にとって行動するためのリソースであると言うことができると思います。 では、その際、人間は予測しようと意識して予測しているかというと、そうではないとも思います。 J・J・ギブソンの生態心理学においては、生物を取り囲む環境を構成する表面の性質やレイアウトの組み合わせに応じて、環境そのものがその生物の行動を促進/抑制するリソース(=アフォーダンス)と考えられていますが、予測はこの行動を促進するリソースとしての環境認識と同時に立ち上がるものと考えてよいと思います。 ようするに、人が予測しようと思って予測しているのではなく、むしろ、ある環境が眼前に立ち上がってくる際、人

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/12/13
    パターンさえ認識できれば何が起こるかはわかる。でも…
  • 「書く」ことの終わりに: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 気持ちはわかります。でも…。 私たちのキャリア形成において、「ブログ」の重要性ほど見過ごされているものは無いように思います。 ブログを書くことは、人ひとりのキャリアを大きく左右しうるものであり、今後時代が進めば、「ブログくらい書けないと社会人としてヤバい」時代が訪れるとさえ、私は思っています。 僕としても、ブログを書く人が「ブログくらい書けないと社会人としてヤバい」と言いたくなる気持ちはわかります。僕も気持ちとしては、そう考えたくなる面もあります。 でも、です。 でも、きっとそんな時代は訪れないでしょう。 そう思えるのは単に過渡期だから、です。 だから、過渡期という短いスパンで見て、「ブログくらい書けないと社会人としてヤバい」と一部の人が思いたくなる時代が来るというのはアグ

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/12/01
    「書く」ことによる自己表現というブログの役割を疑ってかかってみるほうが、より大きな視野で現在の変化をみることができるのではないか?
  • イデア論という思考/文化のインフラ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 プラトンのイデア論がなんだったか? そして、それが何故、どんな変遷を経ながら西洋社会に受け継がれ続けたのか? それを知ることが必要だと思います。 わからなくても、とにかく知ること! 知りたくなくても知ること!! 四の五の言わず、知ること!!!!!! とにかく、そのくらい知ろうとすることが必要なものだと思っています。 なぜイデア論云々を知るべきだと思うかといえば、それが西洋の知、しいては近代以降の僕らの文化を考える上で避けては通れないインフラのひとつだと思うからです。 さらに言えば、日人はそういう他文化に敬意をはらうというと意味で他者に興味を示すということをしなさすぎると思うからですし、他者に敬意と興味を示すこともできない人間が自分自身や自国の文化に敬意や興味を示すことはで

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/10/13
    何か本物や真実や決まった意味があると思えたり、それを前提に考えたり生活するのを当たり前と考えることを可能にするインフラ。
  • おしゃべり化する社会のなかで、UIのデザインは人間が離れた場所から目を向けるグラフィカルな視覚重視のものから、人が内部に参加する形でそれを体験する建築的なものへと移行する: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、HTML5の影響やタッチデバイスのUXからの転移もあってか、これまでとは異なるデザインのWebサイトが増えてきているように感じます。 例えば、イギリスのデザイン・エージェンシー、TME Solutions。 このサイトの構造は従来のページ遷移型の構造をしていません。いちおページ単位で個別のヴィジュアルが展開されていますが、構造的には紙を折り畳んだパンフレットのように上から下まで連なった形をしています。 グローバルナビゲーションが後から追いかけてくるUXの是非はともかく、ページを遷移せずにみせる形式は一枚の紙の一覧性の良さと同様に、ユーザー自身が情報全体のなかでの自分が見ている現在位置を把握しやすいという利点があります。 類似の構造をもつのがReverse Büroです

  • 人を魅了する見かけが、コミュニケーションの仕掛けをわかりやすくするとともに、大衆を欺く: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨日、仕事大阪に出張したのですが、時間の都合がついたので、ついでに日三大祭りのひとつに数えられる天神祭をすこしだけ覗いてきました。真夏の炎天下のもとでの祭りっていいですよね。こんな風に獅子舞も行列に加わっていました。今年は縁あって、おなじ三大祭りのひとつ祇園祭も鉾立ての時に顔を出せたのですが、やっぱりこういう祭りの体験っていいなと思います。 さて、話はいきなり変わりますが、すこし前ですが、こんな記事を読んで、なるほどと思いました。 小説家の平野啓一郎さんとプロダクトデザイナーの山中俊治さんの対談です。 その中で、平野さんがこんなことを言っています。 読者の声を小説のインターフェースにどう反映させるかを考えたときに、僕はコンピューターのインターフェースの感覚が、今の読者の

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/07/29
    UIやおしゃべり的体験空間において、テキスト的な表現とは異なる「わかりやすく」スッと入ってくる視聴覚的表現が求められる。
  • 話しことば社会への回帰だろうか?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ここ数日、頭のなかでまとまりきらないけれど、何かこれはことばにしないといけないと感じるようなもやもやした現象に意識が奪われています。もやもやしてるのでなかなか記事にできずに困っているのですが、これはすっきりとまとまった話に落とし込むのは、相当時間がかかるだろうと断念し、今日もやもやのままをことばにしようと思います。なので、いつにもまして読みにくい文章だとおもいますが、そのあたりはご了承を。 さて、以前、「版(version)の危機」というエントリーで書いたように、僕はTwitterやFacebookのような最近のソーシャルメディアのコミュニケーションを、おしゃべりだと思っています。話しことばを使う、会話をするという意味でおしゃべり。 そして、共感のメディアだとも言われるソー

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/07/13
    内的なことば行為が同時に社会的行動としての効果をもつ「話しことば社会」。
  • ソーシャルメディアマーケティングなんてないでしょ?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「ソーシャルメディアマーケティング」という用語を平気で使ってらっしゃる、自称ソーシャルメディアコンサルタント的な方がいらっしゃいますが、うーん、ソーシャルメディアがどんな変化を起こそうとしているのか、わかていっているのかしら?と違和感を感じます。 あるいは、マーケティングという言葉の意味が理解できていないのが理由かもしれませんが、「ソーシャルメディア」という言葉の意味するものと「マーケティング」という言葉の意味するものとの齟齬にそれほど鈍感でいられるのは何でだろう?と感じます。 そもそも、どうして個人的に「買ってもらう」「所有してもらう」という旧来的なマスマーケティングの方向性と、ソーシャル的な共有・共感・信頼性のような方向性とのギャップをもっと指摘し、そのギャップを企業が

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/05/20
    新しいメディアの内容は古いメディアであり、新しいメディアの真のメッセージはその内容にはない。
  • ソーシャル時代のワークスタイルを支える「討議」のスキル: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ソーシャル時代、つながった世界でのワークスタイルとして、マス・コラボレーションやコ・ワーキングのような新しいワークスタイルが注目されるようになってきています。 従来のように1つの企業に所属して、組織の決めた仕事を同じ組織の同僚とともに従事したり、はたまた複数の組織が契約のもとにジョイントして事業を展開するやり方とは異なり、新しいワークスタイルはそれぞれは小さな力ながら、個々人がP2Pのピアとなって自らが「できること」を他人と共有しながら1つの大きな仕事を成し遂げるスタイルが、「「所有」から「利用」へ」などで紹介したプロダクト=サービスのシェアのビジネスモデルの普及とともに増えてくることが予想できます。 つまり、商品やサービスがシェアできる仕組みがあるのなら、仕事やそれに従事

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/27
    ソーシャル時代のワークスタイルを支える「討議」のスキルを身につけよう。