ブックマーク / ktdisk.hatenablog.com (47)

  • メールに返信をしないアメリカ人のメンタリティ - Thoughts and Notes from CA

    「メールでアメリカ人に問い合わせをしているが返信がこない」、というのは外資系企業に勤めていればよくある話。その内容が難しければ難しい程、返信率は悪くなる。もちろん、日人でもレスの遅い人、しない人はいるが、度合いの問題。アメリカ人の場合はかなり気合をいれて、しつこくプッシュしないと返事がもらえないことが多い。 一番良いのは電話をすることで、電話をしてみると「おぉ、あの件ね、見た見た」みたいな感じで話が進むことが多い。メールで聞いていることを一々電話しないといけないのはかったるいし、時差や言語の問題があって容易ではないし、そもそも「お前、見てるんなら返信くれよ」という思いもある。 でも、そういうことで頭を痛めている人は、理解しておいたほうが良い彼らのメンタリティがある。それは「何度もプッシュされないということはきっと大事なことではないんだ」という考え方だ。メールを出して返信がしばらくこないも

    メールに返信をしないアメリカ人のメンタリティ - Thoughts and Notes from CA
  • IT部門に変革を促す提案とかを求める前に考えるべきこと - Thoughts and Notes from CA

    id:gothedistanceさんのブログをみて、”経企部門が吐露する「システム部門への不満」”という記事を読んで見た。コンサルタントの書いた提灯記事っぽいのであまり突っ込みすぎるのもどうかと思うが、自分の仕事に遠くない内容が多いのでいくつかコメントしてみたい。 記事では経営層がシステム部門に対して何を期待しているかを聞くために、下記の通り経営企画部門に対してインタビューを実施している。 この問いを検証するために、経営層に一番近いポジションにある経営企画部門に対して匿名インタビューを実施し、システム部門に対する期待と不満をざっくばらんに話していただいた。 まず、経営企画部門に聞くというのが間違っている。 経営者が何を求めているかを確認するのなら、経営者のところに行かなければならない。経営企画部門というのも経営者の下の一組織に過ぎなく、IT部門に上位にあるわけではない。結果として、この記

    IT部門に変革を促す提案とかを求める前に考えるべきこと - Thoughts and Notes from CA
  • 時間の管理についての4つの金言 - Thoughts and Notes from CA

    「時間ってこんなにないものか」と最近感じることが多い。決して多くの時間を無駄にしているわけではないし、時間の管理もかなりきちんという自負もある。だが、とても新しいことには着手ができないし、今手元にある中で何かを捨てようとしても、容易に捨てることのできるものが、見当たらない。少し手詰まり感があるので、過去に読んだの中から時間についての金言を拾い、今の自分の何を変えなければならないのか考えてみたい。 時間とは他のもので代替できない真の制約要因である プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編)) 作者: P・F.ドラッカー,Peter F. Drucker,上田惇生出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2000/07メディア: 単行購入: 88人 クリック: 689回この商品を含むブログ (422件) を見る成果をあげる者は、時間が

    時間の管理についての4つの金言 - Thoughts and Notes from CA
  • 『間違いだらけの子育て』 子育てに魔法の杖はなし - Thoughts and Notes from NC

    間違いだらけの子育て―子育ての常識を変える10の最新ルール 作者: ポー・ブロンソン,アシュリー・メリーマン,小松淳子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2011/05/31メディア: ハードカバー クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見るポー・ブロンソンの『Nurtureshock』を2回ほどブログでとりあげてきたが、その邦訳版『間違いだらけの子育て』を出版社から献頂いた。献多謝。書は10の章からなり、各章で「定石」とされてきた子育ての方法に対して、実証研究を元に疑問を投げかける、という構成となっている。個別の章の個別トピックを今まではとりあげてきたが、エントリーは書全体の書評としたい。 書の一番の特徴は膨大な量の実証研究がこれでもかとばかりに紹介されていることだろう。とかく主観的になってしまいがちな子育てを、様々な研究成果を元にとらえようとしている点

    『間違いだらけの子育て』 子育てに魔法の杖はなし - Thoughts and Notes from NC
    SavingThrow
    SavingThrow 2011/07/13
    "本書の面白さを統計的な数値を示しつつ、結局のところ「どんなシーンのどんな子供に対してもあてはまるような指導・教育方法なんてないという親にとっての不都合な現実」をつきつけていることだと思う。"
  • 『Nurtureshock』教育的な番組は実は子供の攻撃性を助長する?「子供の諍い」考 - Thoughts and Notes from CA

    以前紹介した『Nurtureshock』の中でまた興味深い話があったので紹介したい。 NurtureShock 作者: Po Bronson,Ashley Merryman出版社/メーカー: Grand Central Publishing発売日: 2009/09/03メディア: ハードカバー クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る 「暴力的な描写のあるテレビ番組をみると子供が攻撃的になるので、教育的な内容のテレビ番組を子供にみせている」 「つい子供の前で夫婦喧嘩をしてしまったが、子供に悪影響があるので別室に移動した」 「子供が喧嘩をしたら、喧嘩をしてはいけないと叱りつける」 こどものためによかれと思ってやっている上記のような行動は、実は時として逆効果であるという話が”PLAYS WELL WITH OTHERS”という章で紹介されている。 この章の冒頭で面白い統計が紹介さ

    『Nurtureshock』教育的な番組は実は子供の攻撃性を助長する?「子供の諍い」考 - Thoughts and Notes from CA
    SavingThrow
    SavingThrow 2011/06/21
    "怒りや争い(夫婦喧嘩等)から子供を隔離するのではなく、共同生活の大変さや、そこにおける歩み寄りと話し合いの大切さ、何が原因でどうすれば解決していけるのかを学ぶ機会と割り切ってしまえばよいのだ。"
  • 『NurtureShock』 子供は誉めたら伸びるのか、実は逆効果なのか? - Thoughts and Notes from CA

    『NurtureShock』というを現在読み途中なのだが、なかなか興味深かい内容なので読み途中だが紹介を。 NurtureShock 作者: Po Bronson,Ashley Merryman出版社/メーカー: Grand Central Publishing発売日: 2009/09/03メディア: ハードカバー クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る書はid:yomoyomoさんのところで知った。「誉めて伸ばす」というのは日でも最近は一般的な考えだと思うし、私も例に漏れない。ただ、誉め方というのはなかなか難しい。娘に対しては特に甘いせいもあり、誉めることを通じて自己肯定感は育まれるが、その反面少し打たれ強さに欠くんじゃないか、と悩んだりすることが多い。そんな中で下記のような紹介をみると、もうこれは読むしかない。 欧米で一般的な子供を誉めて伸ばす教育方針が実は子供に

    『NurtureShock』 子供は誉めたら伸びるのか、実は逆効果なのか? - Thoughts and Notes from CA
  • 『小倉昌男 経営学』 「経営の現実」と「成功の軌跡」 - Thoughts and Notes from CA

    小倉昌男の『経営学』を読んだので書評を。 小倉昌男 経営学 作者: 小倉昌男出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 1999/10メディア: 単行購入: 20人 クリック: 365回この商品を含むブログ (97件) を見る経営者の回顧録を何冊も読んできたが、名著もあれば、自慢話の羅列の読むに値しないもある。小倉昌男の『経営学』は、既に古典と言われるだけあり、間違いなく名著の中に入る。エントリーでは『一勝九敗』、『Who Says Elephant Can’t Dance?(巨象も踊る)』のような名著との共通点に注目しながら書を評してみたい。 私が経営者の回顧録を読んで、良いと思う点はどんな点か。まず、当たり前のことを当たり前にやってきたら成果がついてきた、というように淡々と事実と成果が語られていること。その人の成果が誇張されているようなは読むに耐えないし、当の名経営者はそんなこ

    『小倉昌男 経営学』 「経営の現実」と「成功の軌跡」 - Thoughts and Notes from CA
  • 「話を聞かない夫」に「話」を聞いてもらうのに大事な5つのこと - Thoughts and Notes from CA

    なんてタイトルをつけるといかにも自分自身が「話を聞く夫」かのようだが、私はどちらかというと「話を聞かない夫」の部類に入る。「聞かない」というより納得感が一定以上に達しないと「話」として知覚できないというほうが正確な表現ではあるが、世の女性からすれば、それを「話を聞かない」というのだ、といったところだろう。 そんな私が、先日マドレボニータという子育ての導入期の女性の心身のサポートをしているNPOの方からインタビューを僭越ながらうけ、家事・育児に対して協力的でない夫に「話」を聞いてもらうにはどうしたらよいと思うか、というような質問に対して、あれやこれや答えたりした。「自分のことは棚にあげて何を・・・」という苦笑が聞こえてきそうだが、「話を聞かない夫」だからこそ、上記の問いに対して参考になる助言ができるというのも事実と思う。このエントリーでは、知覚できなかった「話」を知覚するに至った私の数少ない

    「話を聞かない夫」に「話」を聞いてもらうのに大事な5つのこと - Thoughts and Notes from CA
    SavingThrow
    SavingThrow 2010/12/07
    話を聞いてもらう、建設的に議論するための技法
  • 『ビジョナリーカンパニー3 衰退の五段階』 アメリカ型経営の罠 - Casual Thoughts

    ビジョナリーカンパニー3 衰退の五段階 作者: ジム・コリンズ,山岡 洋一出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2010/07/22メディア: 単行購入: 8人 クリック: 140回この商品を含むブログ (43件) を見るジェームズ・コリンズによる『ビジョナリー・カンパニー』の3作目。第1作では時代を超えて偉大さを維持し続ける企業に共通の法則が、第2作目では単なる優良から偉大な企業に昇華する上での共通の法則が描かれた。そして、今回は副題が示す通り、偉大な企業が凡庸な企業に転落する(場合によっては倒産し、消滅する)際の法則が記されている。 企業がどのように衰退の道をたどるのかと問われると、「現在の地位に安住し、市場の変化を見逃し、その環境の変化に対応できなく衰退していく」というのが一般的な見方だと思うが、書はこれを否定する。では、何が原因なのか。 確かに、自己満足に陥り、変化やイノベー

    『ビジョナリーカンパニー3 衰退の五段階』 アメリカ型経営の罠 - Casual Thoughts
  • 『志高く 孫正義正伝』 孫正義のできるまで - Thoughts and Notes from CA

    『志高く 孫正義正伝』を読んだので書評を。 志高く 孫正義正伝 完全版 (じっぴセレクト) 作者: 井上篤夫出版社/メーカー: 実業之日社発売日: 2007/07/20メディア: 単行購入: 5人 クリック: 158回この商品を含むブログ (30件) を見る書はジャーナリスト井上篤夫氏が、孫正義の半生を十数年にわたって取材した上でまとめあげた公認の「孫正義物語」。ソフトバンク創業前の少年時代からバークレー校卒業までに半分のページをさくと共に、創業後もヤフージャパンを設立する創業15年目くらいまでに多くのページがさかれている。ソフトバンクと言えば、日にブロードバンド革命を起こし、モバイル・インターネット環境を整備したというイメージが強いが、筆者はそういった「事を成す」レベルになるまでの過程により焦点をあてている。そういう点で、書が描いているのは、ソフトバンクという会社の成功物語では

    『志高く 孫正義正伝』 孫正義のできるまで - Thoughts and Notes from CA
    SavingThrow
    SavingThrow 2010/09/21
    "結局、孫正義の全ての能力の源泉は「一度きりの人生を後悔なく思いっきり生きてみたい」誰しも持ちうる普通の想い。人生は一度きりという事実に対してどれだけ真摯か、どれだけ純粋かつ真面目に取り組んでいるか。"
  • 産後女性のコモンセンスとパートナーシップへの雑感 - Thoughts and Notes from CA

    先日マドレネットワークサロンという会にと一緒に参加をしてきた。マドレボニータという主に産後の女性を支援するNPO法人が主催するもので、もその活動の参加している。二組の夫婦をパネラーにして子育てというより夫婦間のパートナーシップについて色々語りあうという会。会社の同僚とは、昼飯をべながら子育ての話をしたりするが、あまり普段を話をする機会のない方からのインプットをえることができ、なかなか有意義だった。 産後の女性の巣窟に単身乗り込むというような恐ろしさがあり、身構えていったが、私の他にも必ずしも居心地のよさそうでない男性が何名かいたので幾分か救われた。アウェー独特の緊張感の中、言葉を交わさずともうまれる男同士の妙な連帯感。初対面の人とすぐに友達になれそうなどと感じたのは何年ぶりだろうか。 だが、男性が参加しているとはいえ、参加者の8割は女性。パネラーの議論が盛り上がっていく中、参加女性の

    産後女性のコモンセンスとパートナーシップへの雑感 - Thoughts and Notes from CA
    SavingThrow
    SavingThrow 2010/08/31
    "育児・家事は世間一般の理解よりはるかに精神的・肉体的負担が重い、子育で社会との接点が少なくなり疎外感、おむつ・お風呂等の子育「支援」で満足し、それ以上は業務多忙を理由に踏み込まない夫への不満は大。"
  • 『ジョゼフ・フーシェ - ある政治的人間の肖像』 政治力とは何か? - Thoughts and Notes from CA

    『ジョゼフ・フーシェ - ある政治的人間の肖像』を読んだので書評を。 ジョゼフ・フーシェ―ある政治的人間の肖像 (岩波文庫 赤 437-4) 作者: シュテファン・ツワイク,高橋禎二,秋山英夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1979/03/16メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 41回この商品を含むブログ (28件) を見る「理想に準ずるのではなく、優勢な方にひたすらおもねる」、「公然で我が身を投げ打つことは決してせず、影に隠れて常に逃げ道を用意しておく」、「正義や誠実から最もかけ離れ、裏切りや愚弄が行動の常である」、書の主人公のジョゼフ・フーシェはこのような性質持ち主であり、偉人・英雄とはおよそ言いがたい。大事を成す人間は、高い理念をもち、正々堂々とし、誠実なものという、世間一般の考えに従えば、とても偉業を成し遂げそうな人間ではないが、英雄ナポレオンの帝政を支え(つつも影で

    『ジョゼフ・フーシェ - ある政治的人間の肖像』 政治力とは何か? - Thoughts and Notes from CA
  • 「gifts(持って生まれたもの)」と「choices(自ら選択したもの)」 - Thoughts and Notes from CA

    “The power of Words“ 経由で知ったジェフ・ベゾスのプリンストン大学での卒業式のスピーチがなかなか面白い。プリンストン大学というと2009年の世界大学ランキングでスタンフォードやマサチューセッツをおさえ、堂々の8位にランクされる俊英揃い(なお、日の大学で最高ランキングは東京大学の22位)。その秀才達を前にベゾスは「賢いなんてことは、持って生まれたモノなんだから、それ自体はどうってことない、その賢さという天賦の才を活かしてどんな選択をするか、それこそが大事なことだ」と言ってのける。 What I want to talk to you about today is the difference between gifts and choices. Cleverness is a gift, kindness is a choice. Gifts are easy -- t

    「gifts(持って生まれたもの)」と「choices(自ら選択したもの)」 - Thoughts and Notes from CA
    SavingThrow
    SavingThrow 2010/07/15
    "ジェフ・ベゾスのプリンストン大学卒業式スピーチ. In the end, we are our choices. Build yourself a great story. 賢さというgiftsを活かしてどんな選択をするか、が大事なこと。ひとつひとつの決断と選択が自分の人生を進めていく。"
  • 大手SIer(インド)の収益向上がとどまることを知らない件 - Thoughts and Notes from CA

    "大手SIerの利益悪化がとどまることを知らない件"で紹介されている表をちょっと拝借し、営業利益率を加えてみた。 社名 売上高(億円) 営業利益(億円) 営業利益率 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 NTTデータ 10,449 11,390 11,429 898 985 816 9% 9% 7% 大塚商会 4,694 4,671 4,271 300 270 160 6% 6% 4% 野村総合研究所 3,279 3,412 3,386 481 497 400 15% 15% 12% ITホールディングス 3,224 3,383 3,148 199 237 159 6% 7% 5% 伊藤忠テクノソリューションズ 3,192 3,072 2,903 250 216 215 8% 7% 7

    大手SIer(インド)の収益向上がとどまることを知らない件 - Thoughts and Notes from CA
    SavingThrow
    SavingThrow 2010/05/28
    "この不況下でも高収益を実現する先進的な優良企業としてのインドの大手SIer。Infosysで営業利益率30%、他も25%-20%。日本が学ぶ対象としてのインド企業、という視点。"
  • 死ぬときに後悔すること25 「死から生を考える」素養を磨く - Thoughts and Notes from CA

    『死ぬときに後悔すること25 -1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた』を読んだので書評を。 死ぬときに後悔すること25 作者: 大津秀一出版社/メーカー: 致知出版社発売日: 2009/05メディア: ハードカバー購入: 28人 クリック: 385回この商品を含むブログ (76件) を見る書の筆者の大津秀一さんは緩和医療医。癌の末期患者のような余命が数週間というような方の心身の苦痛を取り除く仕事をされており、サブタイトルにあるように1000人以上の方の死を見届けたという。われわれ一般人は人の死に接する機会は非常に限られているため、死をむかえる人がどのようなことを考えるのかを想像することは難しいが、いまわの際に接するのが仕事である筆者は、人がその人生を終えるシーンに立ち会うことが非常に多い。その常人ではできない経験を積み重ねた筆者の視点からみるに、多くの人がその時をむかえる際

    死ぬときに後悔すること25 「死から生を考える」素養を磨く - Thoughts and Notes from CA
    SavingThrow
    SavingThrow 2010/05/20
    "死んでしまえばほとんどのことは消え去ってしまうから、自分もいつかは死ぬことを思い起こせば、自分が何か失ってしまうんじゃないかという思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策です。"
  • 『20歳のときに知っておきたかったこと』 創造やイノベーションは単なる結果 - Thoughts and Notes from CA

    『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』を読んだので書評を。 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 作者: ティナ・シーリグ,Tina Seelig,高遠裕子出版社/メーカー: CCCメディアハウス発売日: 2010/03/10メディア: ハードカバー購入: 475人 クリック: 17,353回この商品を含むブログ (401件) を見る著者のティナ・シーリグはスタンフォード大学のアントレプレナー・センター、スタンフォード・テクノロジー・ベンチャー・プログラムのエグゼクティヴ・ディレクター。横文字が多くてわかりにくいが、起業の聖地シリコンバレーで、創造性、イノベーション、起業家精神などを講義し、最高の評価をえている、という方。書はそのスタンフォード大学での筆者の講義を書き起こした内容が中心となっている。 創造性やイノベーションを大学で

    『20歳のときに知っておきたかったこと』 創造やイノベーションは単なる結果 - Thoughts and Notes from CA
    SavingThrow
    SavingThrow 2010/05/11
    "(常識を疑う、世の中を新鮮な目で見る、実験する、失敗する、自分自身で進路を描く、そして自分自身の限界を試す)許可をあなた自身に与えてください。「自分」のことを「自分自身」が拘束していることに気がつく。"
  • 『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』「人に関心を持つ」を因数分解する - Thoughts and Notes from CA

    誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール 作者: 野口敏出版社/メーカー: すばる舎発売日: 2009/07/21メディア: 単行購入: 106人 クリック: 998回この商品を含むブログ (160件) を見る私は、初対面の人と話すのは得意ではない。子供の頃から人見知りをするほうで、人と打ち解けるまでには時間がかかる。共通の話題を見つけるのも苦労するし、少ないきっかけから話題を広げていくのも上手ではない。 自分なりに理由を考えるに、相手に対する関心よりも、話題をつなげなければという義務感のほうが強いからのように思う。相手を知りたい、もっと理解したいという欲求がふつふとわいてくるというより、関係を構築しなければという義務感が先行する。から「あなたはもっと人に関心をよせなさい」と忠告をうけたり、下記のようなPhraseにふれるにつけ、もう少し人に興味を持つようにしたほう

    『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』「人に関心を持つ」を因数分解する - Thoughts and Notes from CA
    SavingThrow
    SavingThrow 2010/04/23
    "「人に関心を持つ」という目標は私にはまだ漠然としていて、もう少し因数分解しないと、意識的に取り組むことは難しい。本書にはそんな私にヒントとなるPhraseがあった。"
  • コーチングのプロが教える 「ほめる」技術 アクノレッジメントする生き方 - Thoughts and Notes from CA

    『コーチングのプロが教える 「ほめる」技術』を読んだので書評を。 〈NJセレクト〉 コーチングのプロが教える 「ほめる」技術 作者: 鈴木義幸出版社/メーカー: 日実業出版社発売日: 2009/10/08メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (4件) を見る 書は、タイトルに「ほめる」技術とうたっているが、取り扱うテーマの範囲は「ほめる」ことにとどまらない。 目的地が決まり、自己説得により取るべき道が決定され、その人が動き出したとしても、最終的に目的地にたどりつくためには「エネルギー」が供給され続ける必要があります。 では、自分がコーチや上司、親などの立場だったとして、そのエネルギーを相手にどう供給し続けることができるのでしょうか。それがこののテーマであり、みなさんに送り届けたい知識、技術です。 コーチングではそのエネルギー供給のことを「アクノレッジメント(ackn

    コーチングのプロが教える 「ほめる」技術 アクノレッジメントする生き方 - Thoughts and Notes from CA
    SavingThrow
    SavingThrow 2010/02/22
    "具体的な手順やアイデアを提供する本。ほめるというのは、「すごい!」「すばらしい!」という美辞麗句を投げかけることではなく、相手が心の底で、他人から聞きたいと思っている言葉を伝えて初めて完結する。"
  • OracleのMySQL買収フェーズ1終了とMySQLの行く末 - Thoughts and Notes from CA

    EC(欧州委員会)がOracleによるSUNの買収を承認した。MySQLの創設者のMonty WideniusはEC(欧州委員会)がこの合併を否認するように、かなり精力的に活動をしていたが、残念ながら彼が望む結論にはいたらなかった。MySQLという代表的なオープンソース・ソフトウェア(以下OSS)がプロプライエタリ・ソフトウェアの代表格であるOracleに買収されるという事象を業界関係者として注目して見ていたが、ようやくフェーズ1が終わったという感を覚える。 「MySQLOracleの手に落ちたとしても、フォークを作成することにより、Oracleの呪縛から開放され、不死鳥のように蘇ることができ、それこそがOSSの特徴と強みである」という楽観的な見方も一部にもあるようだが、当事者にとってはことはそれ程簡単ではないことが、Monty Wideniusの"Help keep the inter

    OracleのMySQL買収フェーズ1終了とMySQLの行く末 - Thoughts and Notes from CA
    SavingThrow
    SavingThrow 2010/01/26
    "ソースはコピーできるが、ブランド、既存顧客、パートナー等の経済的なエコシステムはコピーできないし、年5-10億の運営資金を集めるのも困難、GPLのMariaDBでは商用ライセンスでの利用者向けの代替物になれない。"
  • 日本とインドのシステムインテグレータの決定的な違いと日本の行く末 - Thoughts and Notes from CA

    前回のエントリーで日とインドのシステムインテグレータは非常に似通っているという話をしたが、今回は決定的に違う点を1点指摘したい。既にぶくまのコメントでも頂いているが、その違いは使用言語、もっと俗っぽいいい方をすれば英語力だ。インドのシステムインテグレータの規模は10万人程度と紹介したが、10万人全てが例外なく英語を話し、全てのプロジェクト英語で進行する、これは日のシステムインテグレータとの大きな違いだ。 私のインド人の同僚曰く、インドにはヒンディー語と英語という2つの公用語があるが、ビジネスの世界では英語が公用語となっている。よって、TCSやWiproのような巨大システムインテグレータに勤める人の中には、英語ができないどころか、英語が苦手という人は一人もいなく、プロジェクト英語以外(ヒンディー語も含め)の言語で行われることもまずない。 この言語力から派生して、日とインドのシステム

    日本とインドのシステムインテグレータの決定的な違いと日本の行く末 - Thoughts and Notes from CA
    SavingThrow
    SavingThrow 2009/11/25
    "英語力。インドは国内売上が10%日本は海外比率が10%。限られた日本のマーケットで言語を参入障壁に生きていくか、グローバルなマーケットで海外の会社と競合していくか。どちらがより力がついて明るい未来があるか?"