先週の10月3日に行われた第二回再洗礼派勉強会では、三人の報告者に報告をしていただきました。 山本大丙さんは、「17世紀後半のオランダ改革派:バルタザール・ベッカー」という報告で、世界の脱魔術化・近代化と近世オランダ改革派との関係を詳細に検討されていました。 高津美和さんは、「ルッカとヴォルト・サント−サンタ・クローチェの行列−」という報告で、イタリア・トスカーナ地方の都市ルッカで行われる行列について紹介して下さいました。 早川朝子さんは、「カウフボイレンの再洗礼派−先行研究紹介−」という報告で、アウクスブルク近郊の帝国都市カウフボイレンの再洗礼派を、アウクスブルクを中心とした再洗礼派ネットワークとの関連で採り上げていました。 個人的には、非常に勉強になり、刺激になると同時に、とても楽しく、自分の研究のモチベーションが上がるような勉強会だったと感じました。 この日、用語の用法で問題となった