「実名報道を考える」では、共同通信編集局特別報道室の澤康臣編集委員(当時。4月から専修大学文学部ジャーナリズム学科教授)に聞いた現場の話を数回に分けて紹介している(澤氏の経歴は記事の最後に付記)。 第1回目:【実名報道を考える】現場の記者に聞く なぜどのように匿名志向が生まれたのか 第2回目:【実名報道を考える】現場の記者に聞く なぜ実名報道が基本になっていくのか 第3回目:【実名報道を考える】「出る杭は打たれる」空気 メディアは当局との距離をどう取るか 第4回目:【実名報道を考える】「行儀の良さ」よりも「戦闘的ジャーナリズム」を 英米報道の現場とは 第5回目:【実名報道を考える】私たち一人一人が「パブリック」を構成している 「お客さん」ではない 最終回は、メディアスクラムについてどうするべきかと、澤氏がこのテーマで「気になっていること」をうかがった。 なお、同氏の話はあくまで個人的見解で