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  • 肉眼では見えないQRコードを埋め込む技術、米MITと米Metaが開発

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米MIT CSAILと米Facebook Reality Labs(現Meta Reality Labs)の研究チームが開発した「InfraredTags: Embedding Invisible AR Markers and Barcodes Using Low-Cost, Infrared-Based 3D Printing and Imaging Tools」は、3Dオブジェクトの内部に目立たないようにタグを埋め込む技術だ。QRコードやArUcoマーカー、バーコードなどの肉眼では見えない2次元タグを埋め込み、赤外線カメラを通してなら読み取ることができる。 研究では、複雑な加工や高額な

    肉眼では見えないQRコードを埋め込む技術、米MITと米Metaが開発
  • ヒトはサルよりも頭の回転が遅い? 霊長類4種の脳で音の処理速度を比較

    進化により、ヒトはサルよりも脳の処理が遅くなった──新潟大学脳研究所の研究チームは1月26日、こんな研究結果を発表した。ヒトやチンパンジーなど霊長類4種の脳が音を処理する速さを比較する実験を実施したところ、ヒトの反応が最も遅かったという。 脳は大きいほど神経細胞を多く持ち、高い機能を持つことが知られている。一方で神経細胞が多いほど、脳処理に参加する細胞も増えると考えられることから「神経細胞が多いほど脳処理には時間がかかる」と研究チームは仮説を立てた。つまり、哺乳類の中で最も多くの脳神経細胞を持つヒトは、どの動物よりも脳の処理が遅いことになる。 この検証のため、ヒトとチンパンジー、アカゲザル、コモンマーモセットの脳の大きさの異なる霊長類4種の脳波を計測。音の鳴り始めからの反応速度を比較したところ、最も脳が小さいコモンマーモセットの反応が一番早く(40ミリ秒)、最も脳の大きいヒトは最後に反応し

    ヒトはサルよりも頭の回転が遅い? 霊長類4種の脳で音の処理速度を比較
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/01/28
    “研究チームは「処理に時間がかかることは明らかにデメリット。しかし、分析に時間をかけることで複雑な刺激を処理できるようになるのはデメリットを補って余りあるメリットがある」と説明”
  • 6Gで人間を“拡張” ドコモ、動作を複数人で共有する基盤開発

    NTTドコモは1月17日、異なる人間やロボットの間で動作を共有するための「人間拡張基盤」を開発したと発表した。熟練技術を必要とする分野で「スキル共有」などが可能になる。 基盤はセンシング技術を手掛けるH2L(東京都港区)、モバイル端末開発のFCNT(神奈川県大和氏)、富士通と共同で開発。センサーで取得した動作のデータを共有し、動作を再現する駆動機器(アクチュエーションデバイス)を通して他の人間やロボットをリアルタイムに動かせる。 共有する身体やロボット同士の大きさや骨格などが違っても無理なく動かせるよう調整できる他、小型ロボットなどに動作を縮小コピーすることも可能。取得した動作データは基盤上に蓄積できるため、過去の人物の動作を現在の人間で再現するなど、熟練者の技術の継承にも貢献が期待できるとしている。 今後は、デバイス開発者向けに開発キット(SDK)を提供し、さまざまなデバイスを相互接続

    6Gで人間を“拡張” ドコモ、動作を複数人で共有する基盤開発
  • 英語ネイティブとの発音の違いを深層学習で可視化 ソニーCSLが開発

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)京都研究室の研究チームが開発した「A Language Acquisition Support System that Presents Differences and Distances from Model Speech」は、非母国語の学習において、学習者の発話とネイティブスピーカーの発話の差異を深層学習を用い分析し、視覚的に提示するシステムだ。学習者はこの差異を埋めようと繰り返し発話することで、ネイティブに近い発話を習得できるようになると期待できる。 (a)練習したい英語の文章と、ネイティブスピーカーの音声が与えられる。(b)学習者の

    英語ネイティブとの発音の違いを深層学習で可視化 ソニーCSLが開発
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/01/28
    “ネイティブスピーカーの発話の差異を深層学習を用い分析し、視覚的に提示するシステムだ。学習者はこの差異を埋めようと繰り返し発話することで、ネイティブに近い発話を習得できるようになると期待できる”
  • おしっこの音をスマートウォッチで録音し、排尿障害を診断 スペインの研究チームが開発

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 スペインのデウスト大学とスペインのOsakidetza Cruces University Hospitalの研究チームが開発した「UroSound: A Smartwatch-based Platform to Perform Non-Intrusive Sound-based Uroflowmetry」は、患者が自宅で音による尿流量測定を行うための非侵襲プラットフォームだ。 排せつ物が便器内にたまる水に衝突する際に発生する音をスマートウォッチの内臓マイクで記録することで、尿流量測定を行う。排尿量や排尿時間、中断回数など、日夜問わず家や外出先で24時間の計測を可能とし、排尿障害(下部尿路

    おしっこの音をスマートウォッチで録音し、排尿障害を診断 スペインの研究チームが開発
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/01/28
    “排せつ物が便器内にたまる水に衝突する際に発生する音をスマートウォッチの内臓マイクで記録することで、尿流量測定を行う”
  • 大正時代に多い名前ランキング、リクスタが発表 「炭治郎」は?

    「無料 赤ちゃん名づけ」アプリなどを運営するリクスタは1月26日、人気アニメ「鬼滅の刃」の舞台となった大正時代に多い名前をランキング形式で発表した。 リクスタが運営する「みんなの家系図」「名前由来net」などのサービスに登録された人物のうち、大正時代(1912年から1926年まで)に生まれた人の名前を抽出した。サンプル数は3万1157件。 男性の1位は「清(きよし)」、2位は「三郎(さぶろう)」、3位は「茂(しげる)」だった。当時は漢字1文字で読みが3音の名前が多く、上位15件のうち9件を占める。 鬼滅の刃の登場人物では主人公・竈門炭治郎の弟が「茂」、稀血(まれち)と呼ばれる珍しい血の持ち主だった男の子が「清」だった。 女性の1位は「キヨ」で、2位「幸子(さちこ)」、3位「久子(ひさこ)」と続く。カタカナの名前が上位15件のうち7件を占めた他、幸子や久子のように最後に「子」が付く名前も多か

    大正時代に多い名前ランキング、リクスタが発表 「炭治郎」は?
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/01/28
    “リクスタが運営する「みんなの家系図」「名前由来net」などのサービスに登録された人物のうち、大正時代(1912年から1926年まで)に生まれた人の名前を抽出した。サンプル数は3万1157件”
  • 穴埋めするだけで論文を作れるWebフォーム 便利すぎて無情な現実を突きつけてくると話題に

    「めちゃくちゃ有用だけど、きつい現実を突きつけられる」──こんな口コミで、あるWebサイトが話題になっている。「データはどのように収集しましたか?」「この論文で検証したいことは何ですか?」など複数の設問に回答することで、論文の骨組みを出力してくれるWebフォームだ。 設問は、データの正確性、研究の正確性、研究の意義、研究の必要性の4種類に分かれており、それぞれのテーマに沿った質問を用意している。入力した後は「論文骨子へ変換」をクリックするだけで、論文タイトルから要旨、実験方法、結論などを表示する。 作成したのは「独学大全」などの書籍で知られる、作家の読書猿(@kurubushi_rm)さん。自身のブログに「論文に何を書くべきか→これだけは埋めろ→論文作成穴埋めシート」と題して2012年2月に投稿したものだ。「穴埋めしたら論文を出力してくれるものが作れないか」という話を受けて、シートを作成し

    穴埋めするだけで論文を作れるWebフォーム 便利すぎて無情な現実を突きつけてくると話題に
  • 脳に貼り付ける高性能センサー、解像度は従来の100倍 将来的には無線化で埋め込みも

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米カリフォルニア大学サンディエゴ校、米Oregon Health and Science University、米マサチューセッツ総合病院による研究チームが開発した「Human brain mapping with multithousand-channel PtNRGrids resolves spatiotemporal dynamics」は、1024個または2048個の皮質脳波記録 (ElectroCorticoGram 、ECoG)センサーを高密度に配列した、薄くて柔軟なシート状の電極(グリッド)だ。 脳の表面に貼り付け、脳の電気信号を捉える。現在手術によく使われているECoGグリ

    脳に貼り付ける高性能センサー、解像度は従来の100倍 将来的には無線化で埋め込みも
  • 2022年からApp Store外からの決済が可能に コンテンツビジネスに及ぼす影響は?

    オンラインセミナーのお知らせ iOSアプリの外部決済が解禁されたことで、業界にどのような影響があるのかを、オンラインセミナーという形でも解説します。 前半では、ITmedia Mobile編集長の田中聡とフリージャーナリストの西田宗千佳氏が、Appleの発表内容やアプリ内外の決済についてディスカッションします。後半では、SBペイメントサービスの長田直樹氏が、ユーザー調査も交えながら、決済代行会社の視点から効果的な外部決済の選び方について解説します。 この記事をご覧になって、もっと深い情報が知りたいという方は、ぜひご視聴ください! セミナータイトル:iOSアプリでのビジネスが変わる 外部決済が可能になることの影響を読み解く 開催日時:2022年2月24日 14時~15時30分 URL:https://service.sbpayment.jp/l/562982/2022-01-17/9nlnn

    2022年からApp Store外からの決済が可能に コンテンツビジネスに及ぼす影響は?
  • VRキャラクターに耳を「フー」してもらえるヘッドフォン、東大が開発 風源なしで温冷風を再現

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 東京大学 Human & Environment Informatics Labの研究チームが開発した「VWind: Virtual Wind Sensation to the Ear by Cross-Modal Effects of Audio-Visual, Thermal, and Vibrotactile Stimuli」は、物理的なファンによる風がないにもかかわらず、風の感覚を耳で得られるヘッドフォン型ウェアラブルデバイスだ。ユーザーの耳には、VRシーンに応じた風の音、振動、温冷が同時に与えられ、あたかも耳に風が当たっているかのような錯覚が提示される。 風の感覚を表現するために

    VRキャラクターに耳を「フー」してもらえるヘッドフォン、東大が開発 風源なしで温冷風を再現
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/01/28
    “この研究では、クロスモーダル効果(複数の感覚器官に同時刺激すると新たな知覚を生成すること)を使って風の錯覚を提示する手法を提案する。”
  • 勃起を監視するコンドーム型デバイス ペニスの長さと円周を測定、遠隔医療に活用

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 韓国の漢陽大学校とKorea Electronics Technology Institute、Daegu-Gyeongbuk Medical Innovation Foundation(DGMIF)による研究チームが発表した「Wearable E-Textile and CNT Sensor Wireless Measurement System for Real-Time Penile Erection Monitoring」は、勃起前後のペニスの長さや太さ、曲がり具合を測定するコンドーム型ウェアラブルデバイスだ。 携帯性と利便性、快適性を備えているため、医師の手を借りずに家庭で使用で

    勃起を監視するコンドーム型デバイス ペニスの長さと円周を測定、遠隔医療に活用
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/01/28
    “勃起の定期的なモニタリングは、高血圧や糖尿病、冠動脈疾患などの生活習慣病や男性更年期障害のパラメーターになり、勃起不全の診断や勃起機能の治療にも役立つ”
  • レンタル落ちでも数万円で取引 懐かしのVHSソフトが高騰

    家庭用ビデオテープ規格「VHS」の映像ソフトが高値で取引されている。1990年代に隆盛を極めた後、DVDに押されて徐々に姿を消していったVHSだが、DVD・Blu-ray化されていない上、数も少なく劣化もあるため希少価値が高くなっている。 懐かしの家庭用ビデオテープ規格「VHS」の映像ソフトが高値で取引されているという。1990年代に隆盛を極めた後、DVDに押されて徐々に姿を消していったVHSだが、動画配信全盛のいま価格が高騰しているのは、どんな背景があるのか。 フリマアプリ「メルカリ」では、数多くのVHSソフトが出品されているが、人気ゲームテレビアニメ化した「星のカービィ」のVHS34セットが「レンタル落ち」と表記されているにもかかわらず、10万円で取引されている。人気カードゲームをアニメ化した「遊戯王」VHS9セットは7万2000円で取引されていた。 人気ドラマや舞台作品のVHS

    レンタル落ちでも数万円で取引 懐かしのVHSソフトが高騰
  • 同じ楽曲に対する歌い方の違いを分析 歌声を可視化し、歌唱技術向上に活用

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 お茶の水女子大学と産業技術総合研究所の研究チームが開発した「SingDistVis: 多数の歌声から歌い方の傾向を可視化できるインタフェース」は、同じ楽曲を多くの人が歌っている「同曲異唱コンテンツ」に対し、歌の基周波数(F0)の推移をヒートマップや折れ線グラフで可視化するシステムだ。 可視化したデータから、各歌唱者が共通して同一音高になる部分や、分散する部分(歌い方がそれぞれ異なる難しい箇所)を発見するのに役立ち、自身の歌唱技術の上達に活用できる。多数の歌唱者の中から自分がお手としたい歌唱者を見つけるタスクにも活用したいという。 近年、自身の歌った映像を動画共有サービス(YouTube

    同じ楽曲に対する歌い方の違いを分析 歌声を可視化し、歌唱技術向上に活用
  • 「東急ハンズ」はなぜ追い詰められたのか コロナ前からの“伏線”と、渋谷文化の衰退

    昨年12月22日、東急ハンズがカインズに買収されることが発表され、波紋を呼んでいる。 都心部・駅前立地の東急ハンズは、コロナ禍による外出の自粛で大きな影響を受け、2021年3月期の売り上げが632億円(前年同期比65%)と、前年のほぼ3分の2の規模へと大きく落ち込んでいた。また、営業損失は44億円の赤字に転落した。 22年3月期も、第2四半期までの売り上げが273億円となっていて、前年同期の291億円から18億円減少していた。営業損失は24億円で、前年同期より赤字が2億円増えていた。そのため、2期連続の期末赤字が濃厚であった。 コロナ禍が終息しても、密を避けるライフスタイルへの変化により、都心部の店舗がコロナ前の売り上げにまで戻るかどうかは不透明だ。 一方のカインズは、ホームセンター業界最大手。21年2月期の売り上げは過去最高の4854億円だった。前年比110%であり、好調に推移している。

    「東急ハンズ」はなぜ追い詰められたのか コロナ前からの“伏線”と、渋谷文化の衰退
  • 声のプロに音声合成AIの品質はどう映る 声優・森川智之さんが語る“技術への向き合い方”

    「辛口なことを言うと、もっと詰められる部分はある」――声優の森川智之さんは自身の声を再現したAIの声を聞いてそう感じたという。 森川さんといえば、映画「ミッション イン ポッシブル」のイーサン・ハント(トム・クルーズ)役、「ジョン・ウィック」のジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)役、「クレヨンしんちゃん」の野原ひろし役などを務める有名声優だ。 森川智之(もりかわとしゆき) 声優事務所アクセルワン代表取締役。 トム・クルーズやキアヌ・リーブスなどハリウッド俳優の吹替を担当する他、アニメ作品にも多数出演。 現在は自身が立ち上げた声優事務所「アクセルゼロ」で後進の育成にも当たっている。 2021年9月、小学館とAI音声合成のスタートアップCoeFont(東京都港区)は、音声合成AIを生成できるクラウドサービス「CoeFont」を活用して森川さんの声をAI化。その音源を使ってオーディオブックを作成

    声のプロに音声合成AIの品質はどう映る 声優・森川智之さんが語る“技術への向き合い方”
  • 「PlayStation VR2」発表、PS5向け 触覚フィードバック機能搭載

    ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は1月5日、PlayStation 5向け次世代VRシステム「PlayStation VR2」(以下、PS VR2)を発表した。有機ELディスプレイを搭載し、片目当たりの解像度は2000×2040ピクセル、フレームレートは90/120Hz。視野角は110度。プレイヤーの中心視野を高解像度に、視野の外側を低解像度で描画する手法「フォービエイテッド・レンダリング」を採用する。価格や発売日は未定。 トラッキング方式は「インサイド・アウト・トラッキング」になり、VRヘッドセットに搭載したカメラでプレイヤーとコントローラーの動きや向きをトラッキングし、ゲーム内に反映する。目の動きを検知する「視線トラッキング機能」により、視線でキャラクターを操作することも可能という。モーションセンサーは6軸検知に対応。 ヘッドセットにはモーターを内蔵し、触覚フィード

    「PlayStation VR2」発表、PS5向け 触覚フィードバック機能搭載
  • たき火の音や鈴虫の声をボタン1つで サンコー「俺の環境音」

    サンコーは12月22日、たき火の音や鈴虫の鳴き声など環境音を再生できる手のひらサイズのサウンドボックス「俺の環境音」を発売した。価格は3980円(税込)。 波の音、雷雨、鐘の音、ホワイトノイズなど10種類の環境音を内蔵。電源を入れてボタンを押すと背面のモノラルスピーカーから音が流れる。好みの音を5分まで録音して再生する機能もある。 オフタイマー(30分、60分、90分)や照明も搭載。照明の色はオレンジとホワイトの切替式となっている。 外形寸法は130(直径)×75(高さ)mm。単三形乾電池4かUSB給電で動く。 サンコーは「自宅でキャンプ気分を味わいたい、リラックスしたい時に」と話している。 関連記事 2代目「Pixel Stand」はPixel 6をどう使いやすくしてくれるのか 10月に「Pixel 6」シリーズと同時に発表されたものの、12月にようやく出荷が始まった無線充電スタント「

    たき火の音や鈴虫の声をボタン1つで サンコー「俺の環境音」
  • ジャック・ドーシー氏、「web3にブロックされちゃった」──a16zのアンドリーセン氏がブロック

    web3が僕を正式にブロックした」──ジャック・ドーシー氏は12月23日(現地時間)、自分のアカウントがブロックされた画像を添えてそうツイートした。ドーシー氏をブロックしたのは、米VC大手Andreessen Horowitz(a16z)の共同創業者でジェネラルパートナーのマーク・アンドリーセン氏だ。 米Twitterの共同創業者、米Block(旧Square)の創業者でCEOのドーシー氏は20日、バズワード化している「web3」について、「web3はVCとVCが出資する企業のものであってみんなのものではない」とツイートし、その後もweb3で儲かるのはVCであって小売企業には恩恵がないことを表現した画像をRTしたり、「問題なのはVCであって、人々じゃない」などとツイートしたりしていた。 web3とは、大まかにはブロックチェーンテクノロジーに基づく分散型オンラインエコシステムを指す。アナリ

    ジャック・ドーシー氏、「web3にブロックされちゃった」──a16zのアンドリーセン氏がブロック
  • 無表情だと誤解されがちな人向け「人工眉毛付きメガネ型デバイス」 7種類の感情を眉毛で支援

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 公立はこだて未来大学デザイン知能研究室の増井元康氏、竹川佳成氏、新田野乃華氏、平田圭二氏、香港城市大学の徳田雄嵩氏、慶應義塾大学lifestyle Computing Labの杉浦裕太氏、NTTコミュニケーション科学基礎研究所柏野多様脳特別研究室の正井克俊氏による研究チームが開発した「PerformEyebrow:装着者の感情表現を拡張できる人工眉毛形状制御デバイス」は、人工眉毛の形状が多様に変化することで表情を拡張する眼鏡型ウェアラブルデバイスだ。 人によっては無表情であっても怒っていると誤解されたり、うれしくても表情豊かに変えられなかったり、うまく相手に感情を伝えられない場合がある。表

    無表情だと誤解されがちな人向け「人工眉毛付きメガネ型デバイス」 7種類の感情を眉毛で支援
  • 音楽に感動したときの鳥肌を他人と共有するデバイス、慶應大の研究チームが開発

    センシングリストバンドは、搭載する反射型光電式容積脈波計で心拍数を、皮膚電気活動センサーで皮膚の導電率の変化を捉え皮膚電気活動を計測する。このように取得した心拍変動と電気皮膚活動の特徴を抽出し、機械学習(SVM)でFrissonかどうかを分類する。このモデルは、32人の参加者、それぞれから約20分のデータを使った一連の事前調査で学習した。 Frissonを誘発する触覚ネックバンドは、温度刺激を提示できる2つのペルチェ素子を搭載する。実際に誘発されたかどうかを実験するために、被験者15人にネックバンドを装着してもらい、首の後ろに24度に設定したモジュールを1分間当てる方法を試みた。 Frissonが誘発された際に押してもらうボタン付きリストバンド(上記の鳥肌を検知するリストバンドとは異なる)を付けてもらい計測。テスト中にFrissonを経験したかどうか、それがどの程度強かったかを7段階のリッ

    音楽に感動したときの鳥肌を他人と共有するデバイス、慶應大の研究チームが開発