Blu-rayの補償金制度への追加について、JEITAが意見 -地デジ録画の課金対象外化や“暫定”明記を要望 社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は13日、文化庁が3日より意見募集を開始した、Blu-ray Disc規格による録画機器と記録媒体を、私的録音録画補償金制度の対象とする著作権法施行令の改正について、意見を提出した。 文化庁の意見募集は、権利者の許諾なく行なわれる私的使用目的の録音・録画の増大に伴う、著作権者等の不利益を補償するため、デジタル方式の録音/録画について補償金の支払いを義務づける「私的録音録画補償金制度」に関するもの。 現在は、録音はDAT、MD、CD-R/RW、録画はD-VHSや、DVD-R/RW/RAMの機器と媒体などが対象となっているが、地上デジタル放送の録画ルールである「ダビング10」の導入において、権利者団体や機器メーカーの対立が深まったことから、その
デジタルチューナのみで補償金逃れのレコーダには「法的処置を」 -Blu-ray対象化で権利者団体会見。「PCには239億曲が保有」 文化庁が3日に、Blu-rayレコーダやBDメディアなどを新たに私的録音録画補償金制度の対象とする著作権法施行令の改正について、意見募集を開始したことについて、デジタル私的録画問題に関する権利者会議団体などで構成される、Culture First推進91団体は5日、記者会見を開催。Blu-ray課金の実現に時間を要した事への不満や、これを機に録音録画補償金制度全体の早期見直しを求める声明を発表した。 デジタル放送に「ダビング10」を導入するにあたっては、BDなど私的録音録画補償金制度の対象を増やすことが取引材料となり、私的録音録画補償金制度の維持と適用機器の拡大を求める著作権権利者と、機器メーカーの対立が激化。開始日時が確定できない状況が続いたが、2008年6
文化庁、Blu-rayを補償金制度の対象とする意見を募集 -施行期日は4月1日、意見募集の締切りは3月4日 文化庁は3日、Blu-ray Disc規格による録画機器及び記録媒体を、新たに私的録音録画補償金制度の対象とする著作権法施行令の改正について、意見募集を開始した。意見の提出期限は2009年3月4日(必着)までで、施行期日は4月1日の予定。なお、施行前に購入したBlu-ray Disc関連製品については、補償金徴収の対象とならないよう経過措置が規定される。 著作権法では'92年に、権利者の許諾なく行なわれる私的使用目的の録音・録画の増大に伴う、著作権者等の不利益を補償するため、デジタル方式の録音・録画について補償金の支払いを義務づける「私的録音録画補償金制度」が導入された。 徴収の対象となる機器や記録媒体については、技術の進展と新たな機器や記録媒体の開発に伴い、著作権法施行令の改正によ
総務相の諮問機関である情報通信審議会は22日、「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会第47回」を開催。地上デジタル放送の著作権保護方式の見直しについて、検討の方向性などが報告された。 6月にまとめられた情報通信審議会 第5次中間答申において、地上デジタル放送の普及において、コピー制御やエンフォースメント(実効性の担保)について見直しを継続するように提言されており、10月の委員会では、現在のB-CASの「カード方式」の改善に加え、ハードウェアとして機器に内蔵する「チップ方式」、「ソフトウェア方式」の3つの方向で検討を進めることが報告された。今回はその見直し案の課題などについて議論が行なわれた。 B-CAS方式では、「機器の小型化が難しい」、「カードの挿入のための説明が煩雑で理解され難い」などの問題が指摘されている。そのためB-CASをそのまま継続利用してカードを小型化や事前実
ソフトバンク、タッチ液晶4機種など秋冬携帯16モデル -初の1,024×480液晶。携帯版ウィジェットも ソフトバンクモバイル株式会社は30日、携帯電話の2008年秋冬向けモデルを16機種発表した。大型のタッチパネル液晶を備えたモデルを4機種ラインナップしているのが特徴。 また、iPhone 3Gでワンセグ視聴を可能にする周辺機器や、絵文字への対応なども発表された。これらの情報については、別記事としてまとめている。ここでは携帯電話の新製品をメインに紹介する。 ワンセグ搭載モデルはシャープの931SH/930SHと、カシオの830CA、東芝の830T、サムスンの930SC。音楽再生対応機種のうち、PC向け音楽配信で取得したWMAファイルを、専用ソフトを使って手軽に転送できる「S!ミュージックコネクト」には、931SH/930SHと930SCの3機種が対応する。
総務相の諮問機関である情報通信審議会は26日、「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会 第44回」を開催した。コンテンツのマルチユース促進に向けた公募トライアルの現状報告が中心の議題となったが、地上デジタル放送の現行の保護法式であるB-CASの見直しについても、方向性が示された。 委員会の主査を務める慶応義塾大学の村井純教授は、委員会内に設けられた技術検討ワーキンググループ(WG)における議論を報告。B-CAS見直しについては、法律などによる著作権保護の「制度」エンフォースメント(実効性の担保)についても議論されていたが、「技術と契約」によるエンフォースメントを基本としながら、見直しを図っていく方針を示した。 6月にまとめられた第5次答申では、「消費者や権利者の立場からB-CASについてさまざまな指摘が行なわれた」ことに触れ、「視聴者の指摘を踏まえ、利便性の向上に向けて、現在
アップル担当者が語る新iPodとイヤフォン、Genius -曲面にこだわるnano。カナル型イヤフォンはiPhone非対応 10日に発表され、店頭でも好調な売れ行きを見せる新iPodシリーズ。機能やサービスなどに、まだよくわからず、色々と気になる点が多いのも事実である。そこで、アップル担当者に疑問点を確認してみた。なお回答は、iPodおよびiTunes担当のマネージャーおよび広報担当者からのものだが、本文中ではまとめて「アップルよりの回答」とさせていただいている。 ■ 「継ぎ目なし」「カーブ」にこだわる新nano 「ソフトウエア2.1」でiPhoneの文字入力も劇的改善か? アップルは、今回のラインナップを「史上最高」と話す。容量アップに伴うお買い得感は特に高い。 ラインナップの中でも特に注目されているのは、やはりiPod nanoだろう。iPhoneやMacBook Airにも通ずる、エ
総務相の諮問機関である情報通信審議会は29日、「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会 第43回」を開催した。6月にまとめられた情報通信審議会 第5次中間答申についてのパブリックコメントの結果報告とともに、寄せられた意見について議論が行なわれた。 ダビング10の導入に関して、中間答申のとりまとめが難航した同委員会だが、パブリックコメントも、全129件のうち、ダビング10関連が17件、クリエーターへの対価の還元について18件の意見が寄せられた。一番多かった意見はコンテンツの取引市場についてで52件。 第5次中間答申では、地上デジタル放送等におけるコンテンツ保護のルールの担保措置(エンフォースメント)の在り方について、引き続き検討が進めることを提案しており、パブリックコメントでも多くの意見が寄せられた。 消費者団体の代表は、「B-CASがもたらす一番の不利益は、安くてシンプルなテ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く