たまには大笑いして息抜きしたい、というお母さん&お父さんの強い味方。大宮ラクーンよしもと劇場に専門の保育士がいる託児所ができたのは2019年8月のこと。発起人は自身も来年2月にお母さんになる女芸人の横澤夏子。きっかけは、かつてベビーシッターのアルバイトをするなかで感じていた、お母さんたちの苦労する姿だったとか。思いついてから足かけ5年、ついに開設までこぎつけた念願の託児所第1号の反響と今後の展望について、横澤夏子に訊く。 ──託児所を作ることは、いつ頃から考えていたのですか? 4~5年くらい前だと思います。その頃、ベビーシッターのアルバイトをしていたんですけど、世の中、こんなに困っているお母さんがいるんだってことを知って。私が1時間でも2時間でもお宅に行くだけで、「本当に助かりました、ありがとう」って恐縮しちゃうくらい言ってくださるんですね。その一方で劇場のステージに立っているとき、ネタの