字を読みやすくすることで誤読を減らそうと開発された、ユニバーサル・デザイン(UD)のフォント(書体)を教育現場で活用する動きが広まっている。読み書きに困難がある子どもに効果的というだけでなく、学力向上にもつながると期待されている。(山下知子) 「今までの教科書やプリント類と比べたら、革命的に読みやすい」 奈良市の高校3年の松谷知直さん(17)は、「UDデジタル教科書体」で印字された学校のプリントを見て、こう話した。書体メーカーのモリサワ(大阪市)が、デジタル教科書向けに開発したUDフォントだ。 松谷さんは読み書きに困難があり、一般的な明朝体は「文字の輪郭が青く光って、文字が踊り出して飛んでいく」ように見える。小学5年の頃から、太さが均一なゴシック体の方が読みやすいことに気づいたが、学校ではなかなか理解してもらえなかった。母の真由美さん(45)は「学校生活において『読める』はスタートライン。
消費インサイド 今の世の中、いったいどんな商品やサービスが流行っているのか? それを日々ウォッチすることは、ビジネスでヒントを得るためにも重要なこと。世間でにわかに盛り上がっているトレンド、これから盛り上がりそうなトレンドを、様々な分野から選りすぐってご紹介します。 バックナンバー一覧 「UDデジタル教科書体」とは、ロービジョン(弱視)やディスレクシア(識字障がい)に配慮した、学校で文字を学ぶ子どもたちに向けて作られたUD(ユニバーサルデザイン)書体である。この書体がプログラミング教育のスタートなどで学校のICT環境の整備が進められる中、デジタル教材でも読みやすいと評価されている。これからの教育に求められる書体のユニバーサルデザインに注目してみた。 デジタル化する学校教材で 「読みやすい」と評判 子どもたちのために読みやすく、学習用にも配慮した書体として、教育関係者や現場の声をもとに作られ
「おいしい」 5月の週末、諫早市本町の飲食店トミーズ。テーブルの間隔を空け、新型コロナウイルス感染防止策が取られた店内で、小学6年生のハルト(11)=仮名=がうれしそうに夕食のハンバーガーセットを頬張っていた。コロナ禍でふさぎ込みがちだった息子の笑顔に、30代のシングルマザー、サオリ=同=が目を細める。 この日、ハルトの飲食代として、サオリが店に渡したのは1枚の「こども食券」。諫早青年会議所(諫早JC)が5月、希望者へ無料配布を始めた。この食券を使えば、子どもが市内の協力飲食店で食事やテークアウトができる。 きっかけは「子どもの貧困問題」だったが、多くの笑顔や地域交流につなげたいと、世帯の所得制限は設けず、市内全ての中学生以下の子どもを配布対象にした。「地域全体で子どもを支え育てる」ことを理念に掲げ、市民や企業からの寄付金などを原資に、使用食券1枚につき500円を同JCが店側に払う。 子ど
知らないうちにQNAPのNASにランサムウェアが入って荒らされていた。 情報共有と自分用の記録として以下にレポート。 心当たりのある人は同様の被害がないか一度確認してみたほうが良いかも。 被害状況被害に気づいたのは今日2021/05/24。 NAS内のフォルダごとに「!!!READ_ME.txt」というファイルがあり、テキストファイルを開くと「ファイルを暗号化したから、解除のためにはこのアドレスにアクセスしなさい」といった内容の英文。 調べたら約25000個のファイルが7z形式に変換されてしまっていた。 更新日時からすると、4/22ごろに侵入されて暗号化処理が進み、 4/23の午前3時にMalware Removerの定期スキャンが入って、そこでウイルスは除去された様子。 監視カメラファイルの保存が主な目的だったから、実害は過去の映像がみられなくなったくらいの被害だが、大事なファイルがあっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く