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ブックマーク / blog.tokumaru.org (3)

  • 2023年4月においてクリックジャッキング未対策のサイトはどの条件で被害を受けるか

    サマリ CookieやlocalStorage等でセッション管理しているウェブサイトがクリックジャッキング対策していない場合、どの条件で被害を受けるかを説明する。SameSite属性のないCookieでセッション管理しているウェブサイトは、主要ブラウザのデフォルト設定ではクリックジャッキングの影響を受けない。一方、loaclStorageにトークン類を格納するウェブサイトでは、Google Chrome等のブラウザでクリックジャッキングの影響がある。また、ブラウザの設定を変更した場合の影響についても説明する。 クリックジャッキングとは クリックジャッキングとは、一言で説明すると「ウェブサイト利用者に意図しないクリック(タップ)をさせる」攻撃です。ウェブサイト上で意図しないクリックを勝手にさせられると、重大な結果になる場合があります。例えば、このURLを閲覧すると、以下のようにTwitter

    2023年4月においてクリックジャッキング未対策のサイトはどの条件で被害を受けるか
    Shisama
    Shisama 2023/04/03
  • 2022年1月においてCSRF未対策のサイトはどの条件で被害を受けるか

    サマリ2020年2月にGoogle ChromeCookieのデフォルトの挙動をsamesite=laxに変更しましたが、2022年1月11日にFirefoxも同様の仕様が導入されました。この変更はブラウザ側でCSRF脆弱性を緩和するためのもので、特定の条件下では、ウェブサイト側でCSRF対策をしていなくてもCSRF攻撃を受けなくなります。この記事では、デフォルトsamesite=laxについての基礎的な説明に加え、最近のブラウザの挙動の違いについて説明します。 (2022年1月29日追記) 日確認したところ、Firefoxにおけるデフォルトsamesite=laxはキャンセルされ、従来の挙動に戻ったようです(Firefox 96.0.3にて確認)。デフォルトsamesite=lax自体は先行してGoogle Chromeにて実装されていましたが、細かい挙動の差異で既存サイトに不具合が

    2022年1月においてCSRF未対策のサイトはどの条件で被害を受けるか
    Shisama
    Shisama 2022/01/26
  • 徳丸浩の日記: SSRF(Server Side Request Forgery)徹底入門

    SSRF(Server Side Request Forgery)という脆弱性ないし攻撃手法が最近注目されています。以下は、ここ3ヶ月にSSRFについて言及された記事です。 EC2上のAWS CLIで使われている169.254について SSRF脆弱性を利用したGCE/GKEインスタンスへの攻撃例 SSRFを利用したメール送信ドメインの乗っ取り 「CODE BLUE 2018」参加レポート(岩間編) この「空前のSSRFブーム」に便乗して、SSRFという攻撃手法および脆弱性について説明します。 SSRF攻撃とは SSRF攻撃とは、攻撃者から直接到達できないサーバーに対する攻撃手法の一種です。下図にSSRF攻撃の様子を示します。 攻撃者からは、公開サーバー(203.0.113.2)にはアクセスできますが、内部のサーバー(192.168.0.5)はファイアウォールで隔離されているため外部から直接

    徳丸浩の日記: SSRF(Server Side Request Forgery)徹底入門
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