2011年11月11日のブックマーク (3件)

  • 好きとか嫌いとか - 積読を重ねる日々

    自分が嫌いな作家を三人述べよ、と問われたならば、まことに申し訳ない話ながら、現在アニメも評判であり今をときめく作家、川上稔がまず挙げられる。言い訳をさせてもらうならば、この場合の嫌いとは好きの反対ではない。好きの反対は無関心であって、嫌いは好きの裏表なのだ。川上稔の大ファンと言う方は、怒り出す前にちょっとお待ちいただきたい。別に貶したいわけじゃないのです。 題である。川上稔の作品に忌避感を覚えたのは、実はデビュー作の『パンツァーポリス』を読んだ当初からであった。モチーフや設定はすこぶる面白いのだが、肝心の物語がなんとも気に入らなかったのである。読んだ当時は自分も若かった、というよりも幼かったこともあり、自分自身の考えをきちんとまとめることも難しく、そのあたりの言語化が出来ずにしこりが残った。「面白くない」ならば分かるのだが、「嫌い」とはどういうことなのか……。その違和感は、それからも消え

    好きとか嫌いとか - 積読を重ねる日々
  • ぼくが『とある魔術の禁書目録』を読めない理由 - 積読を重ねる日々

    ・やっぱオタク的に『とある魔術の禁書目録』を理解できていないのはまずいなあ。面白い面白くないはともかくとして、もうちょっと分析した方がいいかもしれないような気がする。最近のライトノベルの傾向と言うか、オタク的な要素をチェックする上でも重要な気がしてきた。 ・ただなあ、この作品、どうしても序盤の壁が厚いんだよなあ。面白さの質までい込めない。いままでこの作品には、アニメも含めれば4回くらい挑戦しているんだけど、未だに途中で挫折してしまう。 ・別に、面白くないわけじゃない。面白くないわけではないのだが…なんか癇に障るというか。読んでいて、苛立ってしまう。 ・それがなぜかと言う点は、実は大体分析できている。ひとえに主人公の人格が腹立たしいのだ。彼の行為に何一つ裏付けが無く、基盤となるはずの倫理観が曖昧な点が苛立つ。なんのために主人公は事件に関わるのか、その心理描写があまりにもおざなりにされてい

    ぼくが『とある魔術の禁書目録』を読めない理由 - 積読を重ねる日々
  • SCE,所有するUMDタイトルのダウンロード版を割引で購入できる「UMD Passport」サービスを12月6日より提供開始

    SCE,所有するUMDタイトルのダウンロード版を割引で購入できる「UMD Passport」サービスを12月6日より提供開始 編集部:aueki ソニー・コンピュータエンタテインメントは,PSP使用者がUMD版のゲームタイトルを購入している場合,同じタイトルのダウンロード版を手頃な価格で購入できるようにするサービス「UMD Passport」を2011年12月6日より提供開始する。 このサービスは,PSP上で「UMD.登録アプリケーション」を使用して,手持ちのUMDタイトルを登録することで,PSP/PSP go/PS Vitaで使用できるダウンロード版を購入できるようになるというもの。価格はタイトルによってまちまちだが,現在公開されている資料では,100円から2400円の範囲と,通常版よりは割安に設定されている。 対応タイトル数は現時点で40社からの200タイトル以上が予定されているという