カプコンは11月16日、第三者からの不正アクセスで最大35万件の個人情報が流出した可能性があると発表した。国内外の顧客情報や株主名簿、従業員、採用応募者などの情報が含まれるという。 漏えいした可能性があるのは、国内顧客の氏名や住所など(約13万4000件)、採用応募者の氏名や顔写真など(約12万5000件)、株主名簿情報(約4万件)、退職者やその家族の氏名、顔写真など(約2万8000件)、社員の人事情報(約1万4000件)、北米向けに運営しているECサイト「Capcom Store」の会員情報(約1万4000件)、北米向けのeスポーツ大会の運営に使っているサイトの会員情報(約4000件)、売上情報、取引先情報、営業資料、開発資料など。 従業員や元従業員の個人情報9件と、社内の財務情報は実際に流出を確認した。これら以外の情報も漏えいした可能性があるという。ECサイトなどでの決済は外部業者に委