生活の党は二十五日、都内で結党大会を開き、森裕子参院議員に代わり、小沢一郎衆院議員を新代表に選出した。小沢氏は「もう一度政権奪取を目指す」と表明。夏の参院選に向けて、他の野党との共闘の必要性を強調した。 (冨江直樹) 森氏は代表代行に就任。鈴木克昌幹事長は留任し、国対委員長に小宮山泰子衆院議員を起用。参院幹事長に佐藤公治、参院国対委員長に主浜了の両参院議員を充てた。政調会長は置かなかった。大会では「消費税増税の凍結」「二〇二二年までの原発全廃」を掲げた基本政策を了承した。基本政策では「国民の生活が第一」の理念に基づき「いのち」「暮らし」「地域」を守るとし、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に反対する方針も示した。 小沢氏は代表就任後のあいさつで、衆院選の敗北について「自分自身、心から強い責任を感じている」とあらためて陳謝。その上で「もう一度、国民の生活が第一の基本原則にのっとった政権を打