MM総研がこのほど発表した2004年度(2004年3月~2005年3月)の国内PCサーバ出荷実績調査によると、総出荷台数は42万9800台で、前年度比17.3%増。出荷金額は同0.6%増の1170億円とほぼ横ばいだった。メーカー別出荷台数では日本ヒューレット・パッカード(HP)が急増。デルが初めてシェアを落とした。 総出荷台数は、上期が前年同期比21.1%増、下期が同14.8%増と、4年ぶりに上・下期とも2ケタ成長となった。外資系メーカーに続いて国内メーカーも低価格競争に参入し、総出荷金額は伸び悩んだ。 メーカー別シェア(台数ベース)は、NEC(22.3%)、デル(18.5%)、日本HP(17.6%)、富士通(15.4%)、日本アイ・ビー・エム(14.7%)、日立製作所(6.1%)の順。富士通と日本HPの順位が逆転した。 日本HPは、ソフトバンクBBや丸紅インフォテックなど卸チャネルでシェ