2. 吉羽龍太郎 @ryuzee ✤ 株式会社アトラクタ取締役CTO/アジャイルコーチ ✤ 野村総合研究所、Amazon Web Servicesなどを経て創業 ✤ アジャイル開発/DevOps/クラウドのコンサルティングとトレーニングを提供
トレタCTOの増井雄一郎さんがチャットワークのScala化プロジェクトのお話を掘り起こすインタビューの後編です(前編はこちら:チャットワークのScala移行と大規模メッセージDB再構築、本当にできたんですね!)。ChatWork CTOの山本さんは2年半を費やしたプロジェクトを振り返り、「やっぱりScala化は必要だった」と語ります。 山本 2014年4月ぐらいにScala化を決断して、社内で勉強会が立ち上がりつつ、採用をかけていった感じです。2014年7月に加藤潤一(「日本Scalaユーザーズグループ」発起人のひとり)というScalaの優秀なエンジニアが入ってくれて。そこから設計をどうしよう、と始まって。しばらくは加藤と、もう1人ぐらいで設計をしていた。それが半年ぐらいあったのかな。 2015年ぐらいから実装を始めて。1年でチームメンバーも増えて、そのときは全部まるっと移そうと計画をたて
複雑かつリッチな体験を提供するスマートフォンアプリを開発するためのチームワーク、その中でのエンジニアの役割について
こんにちは。SideCIを運営しているアクトキャットの代表の角です。SideCIは日本発の数少ないCI系サービス、エンジニア向けサービスの1つであり、全員がエンジニア経歴の持ち主であるエンジニア組織で運営しています。 今回は、普段私が組織づくりにおいて心がけていることをご紹介します。 はじめに エンジニア兼代表という私の肩書きについて色々ご質問頂く機会があったので、いくつか回答してみます。 「元エンジニアだとコード書きたくならない?」 もちろん、なります。が、書けていません。書いていません。そして、それを心がけています。 直近1年間の私のGitHub上での草の生え具合は次のようになっています。 「コードを書かないって寂しくないですか?腕が鈍っていく感覚とかありますか?」 やっぱり、寂しいです。また、腕が鈍っていく感覚もあります。 ただ、これもまた、生き方の選択によるもので、書かないことが今
〜エンジニアチームが、明らかに変わる。「 スクラム開発 」のエッセンスをうまく取り入れた、クラウドワークスのエンジニアマネジメントの取り組みとは〜 国内最大級のクラウドソーシングサービスを展開する、株式会社クラウドワークス。同社は事業の拡大に伴い、開発チームの組織化という課題に直面した。その課題に取り組んだのが、過去に100名規模の組織にスクラム開発を導入した経験を持つ、安西 剛さんだ。 安西さんは、ひとつの大きな開発チームを少人数のチームに分割し、スクラムのエッセンスを取り入れることでコミュニケーションを増やす工夫を行った。すると、チームが「同じ目標に向かう」ようになり、成功体験を積み上げていけるようになったそうだ。 アジャイルやスクラムに関わった経験の長い同氏だが、組織をチーム化していくために「スクラムをやろう」と呼びかけるのはアンチパターンだと語る。 あくまでもチームやコミュニケーシ
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