アメリカのIT大手セールスフォース・ドットコムはビジネス向けのチャットサービス「スラック」の運営企業を日本円にして2兆8000億円余りで買収することになりました。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が広がる中、同じサービスを手がけるマイクロソフトなどとの競争が激しくなりそうです。 セールスフォースは、1日、ビジネス向けを中心としたチャットサービスを運営するスラック・テクノロジーズを買収することで合意したと発表しました。 買収は株式交換と現金による支払いの組み合わせで行われ、買収総額は277億ドル、日本円にして2兆8000億円余りに上るということです。 来年7月までの完了を目指しています。 スラックはパソコンやスマートフォンでメッセージをやり取りできるサービスで、日本を含め、世界各地で14万を超える企業などが有料のプランを利用しています。 新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に在宅勤務が広