「本流トヨタ方式」の土台にある哲学について、「(その1)人間性尊重」「(その2)諸行無常」「(その3)共存共栄」「(その4)現地現物」の4項目に分けて説明しています。 先回に引き続き、「(その4)現地現物」について説明します。 さて、「現地」に行って「現物」を見たとしても、そこには様々な事象が混沌と存在します。どのような見方で、どう捉えたらよいのかが問題です。「本流トヨタ方式」では常に「目的は何か」を問え、と教えています。 そして、やっていること、またはやろうとすることが、その目的に合ったものかどうか、すなわち「合目的的かどうか」を問えと教えています。